シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)のレイヤー2ネットワークである「Shibarium(シバリウム)」は2023年3月12日に、Shibariumの早期ベータテスト版となる「PUPPYNET」が正式にリリースされたことを発表しました。
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Shibariumのベータテスト版「PUPPYNET」リリース
シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)のレイヤー2ネットワークである「Shibarium(シバリウム)」は2023年3月12日に、Shibariumの早期ベータテスト版となる「PUPPYNET」が正式にリリースされたことを発表しました。
シバリウム早期ベータテスト開始!私たちは大規模でグローバルな分散型コミュニティのプロジェクトを支援する、真の分散型L2ネットワークが必要だと考えています。
Shibarium(シバリウム)は、トランザクション速度などの問題に対処してメタバース・分散型取引所(DEX)・ゲームなどを搭載したシバイヌエコシステムを構築するための基盤を築くことなどを目的としたレイヤー2ソリューションであり、ガス代支払いやバリデータ報酬などで使用されるネイティブトークンには「$BONE」を採用、ネットワーク上の取引では「$SHIBのバーン(焼却処分)」が実施される仕組みなども採用されています。
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「Join Shibarium」なども公開済み
Shibariumのリード開発者であるShytoshi Kusama氏は公式発表の中で「Shibariumを使用すれば誰でも分散型アプリケーション(DApps)を構築でき、現実世界のビジネスを統合できる」と説明しており、「Shibariumは低コストで取引プロセスではSHIBのバーンが実施される。今後数ヶ月間に渡るベータ版テストで調整が行われていく」とも説明されています。
また、現在は「Join Shibarium」と呼ばれる専用ページも公開されているため、このページにアクセスすればShibariumのベータ版テストに参加したり、バリデータとしての登録を行なったりできるようになっています。バリデータとしての参加を希望する方には、テストノードをセットアップするためのドキュメントが送られる予定になっているとのことです。
なお、今回の発表ではShibariumテストへの参加を検討している人向けに、以下のような複数の点について注意喚起も行われています。
- PUPPYNET上の全てのトークンはあくまでもテスト用で本物ではない。そのようなトークンをメインネット上で見かけたとしても、実際に価値のあるメインネットのSHIBをそのようなトークンに使ってはいけない。
- Shibariumでは誰でもDAppsを構築できるため「完璧ではないトークンやプロジェクト」が存在する可能性があり、構築されたトークン・プロジェクトが生き残れない可能性も十分にある。自分自身でしっかりと調べて精査することが重要。
- ShibariumのTwitterアカウントは「@shibariumnet」と「@shibariumtech」の2つ。ベータ版ではこの2つのアカウントの違いがより明確化される予定。
メタバース「Shib The Metaverse」の画像も公開
今回の発表では、美しいグラフィックで描かれたメタバースである「Shib The Metaverse」の画像も公開されています。このメタバースはVRヘッドセットがなくてもアクセスすることが可能で、メタバース土地の一般販売も行われる予定となっています。
Shibariumは現時点でベータ版の段階となっているものの、一連の取り組みには仮想通貨業界で注目が集まっており、Shibariumのネイティブトークンとなる「$BONE」も続々と暗号資産取引所に上場しています。