ビットコイン(BTC)の価格は2021年〜2022年に、多くのアナリストの強気予想に反して大幅下落することとなりましたが、ビットコイン価格予想で知られる著名アナリストのPlanB氏は2『2022年のビットコインは異常値だっただけで、2023年以降はS2Fのモデルラインに戻っていく』との考えを語っています。
BTCの成長は「採用率50%」まで続くと予想
S2F(ストック・フロー)と呼ばれる価格予想モデルを用いてビットコイン価格予想を行なっていることで知られる著名アナリストのPlanB氏は2023年4月27日に『2022年のビットコインは異常値だっただけで、2023年以降はS2Fのモデルラインに戻っていく』との考えを語りました。
S2Fモデルとは、市場に存在する量/年間生産量(ストック/フロー)に基づいて計算を行う価格予想モデルであり、金や銀などの貴金属やビットコインなどの希少性と価値を測るためのモデルとして利用されています。
PlanB氏はS2Fモデルを用いたビットコイン価格予想で長期的な値動きを高い精度で予測していることで知られており、記事執筆時点のTwitterフォロワー数は187万人を超えています。
ビットコイン価格はPlanB氏を含めた多くのアナリストに「2021年末には10万ドル(約1,360万円)を超える」と予想されていたものの、結果的には10万ドルに到達することなく急落し、2022年11月には16,000ドル(約217万円)付近まで下落しました。
2022年のビットコイン価格は予想されていたよりも大幅に下落することとなりましたが、PlanB氏は今回のツイートで『私自身は2022年が異常値だっただけで、指数関数的な成長はビットコインの採用率が〜50%になるまで続くと考えている』と語っています。
2024年の半減期サイクルは非常に興味深いものになりそうです。
2022年が異常値だっただけで、2023年以降はS2Fのモデルラインに戻るか。もしくは、S2F/HALVINGと価格の間に非線形の関係があり、リターンが減少していくということも考えられます。私自身は「2022年は異常値であり、指数関数的な成長は採用率が〜50%になるまで続く」と考えています。時間が解決してくれるでしょう。
2024年の半減期による大幅上昇を予想
PlanB氏が今回のツイートで述べている「半減期」とは、”マイニング報酬が半分になる転換期”のことを指しています。ビットコインの半減期は約4年周期で訪れており、価格上昇のタイミングを見極める上で重要なイベントの1つとしても注目されています。
次のビットコインの半減期は記事執筆時点で2024年3月〜4月頃に訪れると予測されていますが、PlanB氏は「ビットコインは次の半減期に向けて大幅に成長する可能性が高い」と予想しています。
今回のツイートでは具体的な目標価格などは語られていないものの、同氏は過去のツイートで「ビットコインは半減期の後に上昇する」との予想も語っています。
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