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Symbol活用のJUGGLE:施設運営のDX推進ソリューション「AIR-Plate」で技術採用

施設運営のデジタル化を推進「AIR-Plate」

シンボル(Symbol/XYM)のブロックチェーン技術を活用したサービスを展開していることでも知られる「Opening Line」は2023年5月15日に、同社が開発する「JUGGLE」が梓総合研究所が開発する「AIR-Plate」の構成ソリューションの1つとして搭載されたことを発表しました。

JUGGLE(ジャグル)は、Symbolブロックチェーンを活用した企業間で安全・簡単にファイルを共有できるファイル送受信クラウドソリューションであり、誤送信対策として利用できる共有無効化機能、開封済みかどうかを確認できるトレーサビリティ機能、許可された端末でしかファイルを開けないようにする機能などが搭載されています。

「AIR-Plate」とは、施設運営で役立てることができるソリューションであり、梓総合研究所の公式発表では”施設運営のデジタル化を推進するBIM-FMソリューション“であると説明されています。

BIM-FMとは、建築情報モデリング(BIM)と施設管理(FM)を統合した手法やプロセスのことであり、建築プロジェクト全体の情報をまとめて管理・共有できるようにすることによって、建物の運用・保守に関する意思決定や作業を効率化できるようになっています。

「AIR-Plate」は、クラウドデータベース・ゲームエンジン・3Dスキャン・AI・暗号化・ブロックチェーン等の先端技術を結集・活用したサービスを多数搭載しているとのことで、具体的な特徴としては以下のようなものが挙げられています。

(画像:梓総合研究所)

機密性の高いデータの保護・共有で技術活用

梓総合研究所は2023年5月12日に「AIR-Plate」を開発したことを発表していましたが、今回の発表では、このAIR-Plateの構成ソリューションの1つとして「JUGGLE」が搭載されたことが報告されています。

Opening Lineの公式発表によると、JUGGLEは「AIR-Plate上に保存された機密性の高いデータを安全に守り、共有するサービス」として活用されているとのことで、『JUGGLEはファイル共有だけでなく、他システムと連携して安全にデータを共有するカスタマイズ開発も可能』だと説明されています。


AIR-Plateでブロックチェーン技術が活用されていることは梓総合研究所の公式発表でも説明されており、『AIR-Plate™はブロックチェーン技術を導入し、施設データの改ざん防止やセキュリティ向上に効果を発揮する』との説明がなされています。

4)安全性と信頼性を兼ね備えたブロックチェーン技術
AIR-Plate™はブロックチェーン技術を導入し、施設データの改ざん防止やセキュリティ向上に効果を発揮します。データの正確性と透明性が保たれるため、運営上のリスクを最小限に抑えることが可能です。また、外部業者とのメールやクラウドでの動画・写真・テキストファイルのやり取りにもプラットフォーム上でパスワード管理を一切必要とせず、容易かつ安全に行うことができます。

なお「AIR-Plate」は製品導入前の機能を絞った試供版(無料・数量限定)を提供できる段階にあるとのことで、ベーシックな機能を搭載した顧客仕様で導入できるカスタマイズ版は2023年夏から提供予定、サブスクリプション型で提供される正式な製品版リリースは2023年11〜12月に予定していると報告されています。

シンボル(Symbol/XYM)は日本国内で人気の暗号資産・ブロックチェーンの1つとして知られていますが、最近ではSymbolの技術活用に関する報告も増えてきているため、今後の更なる技術活用などには期待が高まっています。

AIR-Plate詳細