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【追記あり】仮想通貨取引所Hotbit「運営停止」を発表|ユーザーは期日までに出金手続きを

ホットビット利用者は6月30日までに出金を

暗号資産取引所Hotbit(ホットビット)は2023年5月22日に、日本時間2023年5月22日13:00をもって暗号資産取引所Hotbitの運営を停止することを発表しました。

Hotbit(ホットビット)は、2018年に設立された暗号資産取引所の1つであり、グローバルに仮想通貨関連サービスを展開している仮想通貨取引所として知られていました。

公式発表によると、同社は日本時間2023年5月22日13:00時点で中央集権型取引所の運営を停止したとのことで、全てのユーザーに対して「日本時間2023年6月21日13:00まで残りの資産を出金するように」との説明もなされています。

(追記:2023年6月20日)
Hotbitは、出金期限を当初の「日本時間2023年6月21日13:00」から「日本時間2023年6月30日13:00」に延長したことを発表しました。これにより、Hotbitの出金期限は日本時間2023年6月30日13:00までとなりました。

Hotbit運営停止の理由は?

運営停止の理由としては「運営状況の悪化・仮想通貨業界の動向の変化・度重なる大きな損失」の3点が挙げられており、具体的には以下のような説明がなされています。

運用状況の悪化

Hotbitが2022年8月の調査で数週間の業務停止を余儀なくされた後、仮想通貨業界では「FTXの破綻」「銀行危機によるUSDCのリペグ」など様々な問題が発生している。

これによって「Hotbit」などの中央集権型取引所を利用していたユーザーの間で”取引所からの資金移動”が続いており、キャッシュフローが悪化している。

仮想通貨業界の動向の変化

中央集権的な大規模機関が相次いで崩壊したことによって、業界は「規制を受け入れる」もしくは「より分散化されたビジネスモデルに移行する」という2つの道に進み始めている。

Hotbitチームは「中央集権型の取引所(CEX)のビジネスはさらに複雑化してきており、コンプライアンスであろうと、分散型の運営方式であろうと、長期的なトレンドに対応するのは困難である」と考えている。

度重なる大きな損失

Hotbitは設立当初から「豊富な暗号資産と付加価値の高いメソッドを提供すること」を特徴としていた。同社はSHIB・KSM・GRINなどといった新しい仮想通貨を早期に上場させた取引所であり、ATOMを始めとするステーキングサービスや、Compoundを使用したDeFiマイニングビジネスも最初に導入した取引所である。

しかし、仮想通貨業界の不確実性から「様々な機会を提供する」という運営方法には多くのリスクが伴うことになる。Hotbitは度重なるサイバー攻撃や悪意のあるユーザーによるプロジェクトの欠陥の悪用など数多くの問題に見舞われ、多大な損失が出ている。

Hotbitチームはこのようなことを踏まえ「リスク管理の観点から、多様な資産をサポートする運用モデルは持続不可能である」と考えている。

Hotbit公式発表