Arkham(ARKM)のトークンセールを実施
暗号資産取引所BINANCE(バイナンス)は2023年7月10日に、第32回目のローンチパッドとして「Arkham(ARKM)」のトークンセールを2023年7月11日から開始することを発表しました。
Arkham(ARKM)のトークンセールはサブスクリプション形式で実施されることになっており、ユーザーは対象期間中に保有していたBNBの平均枚数に基づいて購入希望を出すことができる仕組みとなっています。
ユーザーのBNB保有残高は、日本時間2023年7月11日午前9:00〜2023年7月17日午前9:00までの期間にかけて毎日1時間ごとに記録される予定で、この時に記録された保有枚数をもとに平均保有枚数が決定される仕組みです。
ローンチパッドへの参加は日本時間2023年7月17日15:00〜2023年7月18日15:00までの24時間だけ可能で、その後はトークン分配の計算が行われた後に最終的なトークン配布が行われる予定となっています。
アーカム(Arkham/ARKM)のトークンセールの詳細については以下のように説明されています。
トークン名 | Arkham(ARKM) |
Launchpadハードキャップ | 2,500,000 USD |
ユーザーあたりのハードキャップ | 15,000 USD(300,000 ARKM) |
総トークン供給量 | 1,000,000,000 ARKM |
Binance Launchpadの割り当てトークン | 50,000,000 ARKM(トークン総供給量の5%) |
パブリックセールトークン価格 | 1 ARKM = 0.05 USD |
トークンセールフォーマット | サブスクリプション |
サポートされるトークン | BNBのみ |
アーカム(Arkham/ARKM)とは?
アーカム(Arkham/ARKM)とは、ブロックチェーンの匿名化を解除して、暗号資産取引の背後にいる人物や企業を参照できるようにするプロジェクトです。
同プロジェクトでは、ブロックチェーンデータの買い手と売り手をマッチングする「Intel-to-Earn」の仕組みが導入されており、オンチェーンの暗号資産データを売買できる報奨金付きのマーケットプレイス「Arkham Intel Exchange」が立ち上げられています。
「Arkham Intel Exchange」では、スマートコントラクトを介してウォレットアドレスの所有者に関する情報などを匿名で売買することが可能で、報奨金をかけてコミュニティに情報提供を求めたり、情報提供して報奨金を稼いだりすることができるようになっています。
ARKMトークンは、Arkhamのプラットフォームで利用されるユーティリティトークンであり、「Arkham Intel Exchange」のプレミアム機能に割引価格でアクセスできる他、同マーケットプレイスの取引を促進するためのインセンティブにも使用されると報告されています。
仮想通貨業界ではハッキングや資金流出などの被害が頻繁に発生していますが、Arkhamのプラットフォームでウォレット所有者などの情報が売買できるようになれば、そのような被害の拡大に対応することができると期待されています。
ウォレット所有者の情報を売買できるようにするArkhamのサービスに対しては、プライバシー保護の観点から懸念の声も上がっていますが、Arkham Intelligenceは『匿名化の解除は暗号資産市場の運命であり、Arkhamが構築したインテリジェンス技術が暗号資産経済の自主規制の基盤になると信じている』と語っています。
BINANCE利用者は要注意