バイナンス:日本向けサービス終了後も「取引履歴のダウンロード」はできるのか?
BINANCE(バイナンス)がグローバル版取引所における日本居住者向けサービスの終了を発表したことを受けて、仮想通貨コミュニティでは「サービス終了後はBinance.comにログインできなくなり、取引履歴もダウンロードできなくなる?」といった疑問の声が出ています。
「Binance.comは日本向けサービス終了後もログインできるのか?」「Binance.comでは日本向けサービス終了後も取引履歴をダウンロードできるのか?」についてバイナンスに直接問い合わせを行ったところ回答を得ることができましたので、今回の記事ではその内容を報告させていただきます。
サービス終了のスケジュールはこちら
サービス終了後もログインできるのか?
結論:日本向けサービスが終了する2023年11月30日以降もグローバル版BINANCEのアカウントにログインすることができる
「2023年11月30日以降はBinance.comにログインできなくなるのか?」という件についてBINANCEのサポートセンターに問い合わせを行ったところ、日本向けサービスが終了する2023年11月30日以降もグローバル版BINANCEのアカウントにログインすることができることがわかりました。
ただし、暗号資産現物取引などの各種サービスは前回発表されているスケジュールの日程で停止されることになるため、2023年11月30日以降にログインした場合は"引き出しのみ"が可能だと説明されています。
取引履歴のダウンロードはできるのか?
結論:日本向けサービスが終了した後も取引履歴をエクスポートすることができる
「日本向けサービス終了後も取引履歴をダウンロードできるのか?」という件についてBINANCEのサポートセンターに問い合わせを行ったところ、日本向けサービスが終了した後も取引履歴をエクスポートすることができることがわかりました。
BINANCEのグローバル版サービスでは、日本居住者向けサービスが終了する2023年11月30日以降も「ログイン・出金・取引履歴のエクスポート」などができるとのことですが、今後何らかの変更が行われる可能性もあるため、BINANCEで取引している方はできるだけ早く取引履歴をダウンロードしておくようにしましょう。
取引履歴のダウンロード方法について
BINANCEのグローバル版サービスでは、日本居住者向けサービスが終了する2023年11月30日以降も「各種取引履歴」をダウンロードすることができるとのことですが、現在Binance.comは日本語表示に対応していないため、英語表示の画面で各種操作を行う必要があります。
各種取引履歴のダウンロード方法
「Binance.comで取引履歴をダウンロードする方法」については以下のように説明されています。
- 「wallet」-「fiat and spot」をクリック
- 「transaction history」 をクリック
- 「Generate all statements」 をクリック
- 取引履歴に表示する範囲・勘定科目・コインを選択して「generate」をクリック
- 明細書が生成されるとSMSまたはメールでリマインダーが送信される
- [transaction history]-[Generate all statements]に進み、生成された明細書の横にある[download]をクリック
取引履歴ダウンロード時の注意点
なお、取引履歴の記録の生成ではサーバーのリソースを消費することになるため、1人のユーザーが生成できる回数は「月に6回まで」に制限されているとのことです。
BINANCEで頻繁に取引を行っている場合や、取引履歴のダウンロード時にミスしてしまった場合などは、ダウンロードの上限に達して全ての取引履歴がダウンロードできなくなる可能性もあるため、可能な場合は数ヶ月前から取引履歴のダウンロード作業を行っておくほうが良いと考えられます。
また、取引履歴のダウンロードリンクは7日間しか保存されないとのことでしたので、取引履歴の明細書を生成した際には、できるだけ早くダウンロードするようにしましょう。
なお、取引履歴の生成方法については「BINANCEの公式サイト(英語)」でも説明が行われています。
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