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主要仮想通貨で10%前後の価格急落|さらなる下落を予想する意見も

仮想通貨価格下落、考えられる要因は?

ビットコイン(BTC)を含む主要な仮想通貨の価格は2023年8月18日の午前0時頃から急落し、多くの銘柄で10%前後の価格下落が観測されています。

2023年8月18日 時価総額ランキングTOP5の仮想通貨の価格下落率
(画像:CoinMarketCap)

BTCでは重要視されていた30,000ドルの壁を越えられない状態が続いていたため、一部のアナリストからは「短期的な下落」を警告する意見が出ていましたが、今回の下落については以下のような要因があるとの意見も出ています。

更なる価格下落を予想する意見も

仮想通貨の価格下落を予想する意見は以前から出ており、著名アナリストのベンジャミン・コーエン氏は「2023年のビットコインの投資収益率(ROI)を2015年と2019年の平均と比較したグラフ」を用いて「BTCは2023年後半に2万3,000ドルまで下落する可能性がある」との予想を語っていました。

同氏は本日18日の投稿でも今回の価格下落について「驚くようなことではない」とコメントしており、BTC価格が23,000ドル〜258,000ドル(約335万円〜375万円)まで下落する可能性があることも説明しています。

前述したように、半減期前の8月のBTC平均リターンは-21.3%でした。

2011年を除くと平均リターンは-11.7%になります。

月初からの変動率で見ると以下のように予想されます。
-21.3%の場合のBTC価格は23,000ドル
-11.7%の場合のBTC価格は25,800ドル

現在、ビットコインは8月に5%下落しています。

ビットコインが重要視されていたサポートラインを下回ったことによって、仮想通貨業界では更なる下落を予想する意見も増えてきていますが、中長期的な価格予想では依然として価格上昇を予想する意見が多く出ています。

なお、仮想通貨アナリストのコール・ガーナー氏は2023年8月6日の投稿で「仮想通貨は完全な強気相場に突入する準備ができている」との見解を語っており、過去の傾向に基づいて「9月後半から価格上昇が始まる可能性があること」も説明しています。

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