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コインチェック「ネム(NEM/XEM)の購入・売却サービス一時停止」を発表

ネム(NEM/XEM)の購入・売却を一時停止

暗号資産取引所コインチェックは2023年9月19日に、コインチェックが販売所サービスで取り扱っているネム(NEM/XEM)の購入・売却サービスを2023年9月22日正午から一時停止することを発表しました。

コインチェックは「販売所」と「CoinCheckつみたて」のサービスでXEMを取り扱っていましたが、2023年9月22日正午にはこれら両方のサービスでXEMの取扱いが一時停止されるため、22日以降はコインチェックでXEMを売買することができなくなります。

XEMの送金・受取は今後も通常通り行うことができるものの、XEMはトラベルルール対応でコインチェックが導入している「TRUST」に対応しておらず、外部取引所に送金できない可能性があるため注意が必要です(※プライベートウォレットへの送金は可能)。

一時停止の理由は「カバー取引の流動性低下」

XEM売買の一時停止を決定した理由としては「XEMのカバー取引におけるグローバルでの流動性が低下していること」が挙げられています。

XEMは「BINANCE・KuCoin・Zaif・Bittrex・OKX・Gate」などといった複数の暗号資産取引所に上場していますが、現在はカバー取引の流動性が低下しているとのことで、「販売所におけるXEMの購入・売却サービスを提供するのは困難である」と判断されたため、今回の一時停止が決定されたと報告されています。

なお、2023年月19日時点でXEMを取り扱っている日本国内の暗号資産取引所としては以下のような取引所が挙げられます。
Coincheck(コインチェック)
GMOコイン
Zaif(ザイフ)
bitFlyer(ビットフライヤー)
BitTrade(ビットトレード)
Binance Japan(バイナンスジャパン)

ネム(NEM/XEM)関連サービス一時停止の概要

コインチェックが今回発表したサービス一時停止の概要は以下の通りです。

一時停止対象サービス

一時停止日時

2023年9月22日正午予定(※一時停止の開始時刻は予定時刻を前後する可能性があります)

再開日時

現時点では未定

NEM(XEM)の積立についての補足説明

【月イチつみたてプラン】
2023年9月分の買付日の前日(2023年10月9日)までにサービスが再開した場合には、予定通り買付を実施。2023年9月分の買付日の前日(2023年10月9日)までにサービスが再開しない場合には、日本円の残高として取引アカウントに振替が行われます。

【毎日つみたてプラン】
2023年8月分の買付けは、2023年9月21日の買付をもって一時停止。2023年9月分の買付開始前日(2023年10月9日)までにサービスを再開した場合には、Coincheckつみたての日本円残高を9月分の買付開始前日までの日数で割った金額を1日分の買付額として買い付けを再開する。

2023年9月分の買付開始前日までにサービスが再開しない場合は、日本円の残高として取引アカウントに振替を行う。

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