仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

AKONが仮想通貨”未来都市”を建設「エイコイン」がアフリカの救世主に

セネガル出身のR&BシンガーソングライターであるAKON(エイコン)は独自の仮想通貨『Akoin(エイコイン)』の発行を予定しています。彼は『Akon Crypto City(エイコン・クリプト・シティ)』を立ち上げアフリカの人々に貢献することを目指しています。

未来都市「Akon Crypto City」と「AKoin」

AKON(本名:Aliaune Thiam/アリウネ・チアム)氏は、セネガル出身の有名なR&Bシンガーソングライターでありながら、音楽プロデューサー、実業家、慈善家といった様々な側面を持っています。

国際的なアーティストとして活動を行なっていたAKONは、スタジオの外でも常に人々に必要不可欠なものを提供してきました。そんな彼は次なる計画の一部として、彼自身の街を作ることを目指しています。

セネガルの大統領によって、東京ドーム174個分に相当する2000エーカー(8,129,600平方メートル)の土地を授与された彼は『Akon Crypto City』を作るための取り組みを行なっていることを明かしています。その計画の一つとして発行される『Akoin』は、その”未来都市”で取引の中心として機能します。

『Akon Crypto City』はAKoinで全面的に運営される予定となっており、国際空港からわずか5分で到着する場所に建てられるとされています。それはつまりセネガルの首都ダカールからも短時間で移動できる場所であることを意味します。

フランスの2018年カンヌ・ライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバルで『Akoin』を発表した彼は、Akoinが「アフリカの人々に力を与えることができる」と語っています。

私は、ブロックチェーンと仮想通貨がアフリカの救世主になることができると考えています。
なぜならば、それらは人々に力を与え、通貨システムに安全性をもたらすとともに、人々が自ら進歩し、政府から邪魔されることなくそれを利用できるようにすることができるからです。

米国大統領に立候補?

彼はこの他にも、自由な時間を見つけることができれば、2020年に米国の大統領に立候補する可能性があることも明かしており、「Kanye West(カニエ・ウェスト)に立ち向かうことを望んでいる」と語っています。

「私は実際にカニエが立候補することを本当に望んでいます。
それはきっと面白いものであると同時に、見る価値のあるものになるでしょう。」

彼はすでに祖国でも歴史を築いており、2013年には自身のAkon Lighting社を通じて6億人以上のアフリカ人のために電力を提供しています。

仮想通貨に積極的なミュージシャンたち

独自の仮想通貨の発行を計画しているアーティストはAKONだけではありません。

HIP-HOPアーティストであるヤング・ダーティー・バスタード(Young Dirty Bastard)氏は、イニシャル・コイン・オファリング(ICO)で独自の仮想通貨ダーティー・コイン(Dirty Coin/ODB)を発行する予定であることを明かしました。

Dirty Coinは、バスタード氏のコンサートチケットや商品の購入に利用できるほか、彼の父親でありヒップホップ歌手の故オール・ダーティー・バスタード(Ol’Dirty Bastard)氏の音楽製品も購入できるようになると説明されています。

ダーティー・コイン(DirtyCoin/ODB)に関する記事はこちら

世界的にも知名度のあるアーティストが積極的に参入している仮想通貨は、今後をさらに世界を賑わす存在となっていくでしょう。

Akoin(エイコイン)の詳細は以下の公式サイトからどうぞ
>icoimpact.co

ビットコインを痛烈に批判するラッパーも

bitbankの登録方法はこちらで詳しく解説しています