佐藤敦子氏との契約で法的権利を取得
「Own The Doge」という分散型自律組織(DAO)が、ドージコイン(DOGE)のアイコンにもなっている柴犬「かぼすちゃん」の画像に関する法的な権利を取得したことが「Cointelegraph」の報道で明らかになった。
かぼすちゃんは昨年11月に推定18歳の誕生日を迎えた千葉県佐倉市在住の柴犬であり、インターネットミームである「Doge」や代表的なミームコインである「ドージコイン」のアイコンとして世界中で愛されている。
ドージコイン(DOGE)は、テスラのCEOであるイーロン・マスク氏も強く支持する有名なミームコインで、昨年4月にはTwitterの鳥のアイコンが「DOGE」の画像に変更されたことでも注目を集めた。
可愛らしいかぼすちゃんの画像は現在世界中の様々な場面で使用されているが、Cointelegraphの報道によると「Own The Doge」のプロジェクトリーダーたちは、かぼすちゃんの飼い主である佐藤敦子氏と契約交渉を行ったとされている。
かぼすちゃんのマンホールや銅像も
DOGEコミュニティ全体を統一
今回のライセンス取得は「DOGEコミュニティ全体を統一すること」を目的としたもので、『同グループは画像の権利を購入したことによって仮想通貨業界におけるミームグッズやその他の使用を管理できるようになったようだ』と報じられている。
有名なかぼすちゃんの画像は過去数年間にわたって世界中で自由に使用されていたが、Own The Dogeは『DOGEの画像の著作権が明確化されたことによって、大手ブランドと提携する機会が生まれた』と語っている。
Cointelegraphの報道によると、Own The Dogeは約3年前に佐藤氏に連絡を取って、日米の法律の専門家らと協力しながらかぼすちゃんの肖像権を購入する契約を締結したとのことだ。
なお、今回の記事では「Own The Dogeは”毎日良いことだけをする”という信条を広めるために画像を使用しているユーザーやブランドに対して著作権を主張するつもりはない」とも説明されている。
私たちはDOGEコミュニティ全体を統一したいのです。ドージコインやNFTのようなものと、ミームやRedditの世界に興味を持つ人々などは、常に分かれていたように感じます。…これはそのような全てを1つの文化的な傘の下にまとめるものです。
なお「Own The Doge」のプロジェクトリーダーの一人であるTridog氏は『今回のライセンス権購入は、画像を使用し続けるドージコイン財団やミームコインには影響を及ぼさない可能性が高い』とも語っている。
Own The Dogeは2024年4月17日のX投稿で『Dogeはモナリザのデジタル版である』とも語っている。
OTDのロゴも新しくなりました。Dogeはモナリザのデジタル版であり、額に入れられたばかりです!
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