ビットコイン、価格下落で「5万ドル台」に
ビットコイン(BTC)の価格は2024年5月1日に60,000ドル(約935万円)を下回り、一時的に56,000ドル(約873万円)付近まで下落しました。
専門家やアナリストの価格予想では、半減期や現物ビットコインETFなどの理由から「BTC価格は10万ドル(約1,560万円)を超える」という予想が数多く語られていましが、今のところ大幅な価格上昇は見られておらず、記事執筆時点のBTC価格は57,457ドル(約896万円)となっています。
BTCの重要ラインは「49,000ドル~52,000ドル」
ビットコイン価格が下落傾向にあることから、現在はビットコインのさらなる下落を警戒する意見も増えてきていますが、Xで11万人以上のフォロワーを有する著名アナリスト・トレーダーのCryptoBullet(@CryptoBullet1)氏は『BTC価格が49,000ドル~52,000ドル(約764万円〜811万円)を超えている限り心配する必要はない』と語っています。
同氏は49,000ドル~52,000ドルの価格帯を「維持すべき主要レベル」だと説明しており、現在のビットコインは第4波の状態にあり、これに続く最後の第5波では大幅な価格上昇が見られると予想しています。
ただし、現在の第4波は約26週間(182日間)にわたって続いた第2波と同じくらい続く可能性があるとのことで、夏の間は退屈な調整相場と不規則な乱高下が続く可能性があるとされて居ます。
このように語る同氏は、注目すべき重要な移動平均線(MA)として「EMA21」と「MA50」を挙げていて、夏の間は調整と乱高下に備え、第4波が終了したら、第5波に向けてロング(買い)ポジションをとる準備をすべきと述べています。
ビットコイン(BTC)の1週足チャート
49,000ドル~52,000ドル(維持すべき主要レベル)を超えている限り、心配する必要はありません。
現在は第4波の状態にあり、第4波は第2波とほぼ同じくらい時間がかかると考えています。
? 夏の間は退屈な調整相場と不規則な乱高下に備えてください。
注目すべき主な移動平均線:EMA21とMA50
第4波が終了したら、最後の第5波に備えてロングポジションを取る準備をしましょう ???
最近では「ビットコインの下落」を警告する意見も増えてきており、2018年のビットコイン暴落予想を的中させたことでも知られるベテラントレーダーのピーター・ブラント氏は『悪いニュースを伝える立場になるのは嫌いだが、データはデータだ』と説明した上で「BTC価格は3万ドル付近まで下落する可能性がある」と警告しています。
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