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BTCサイドチェーン「Fractal Bitcoin」公開|独自トークン配布プログラムも開始

Fractal Bitcoinがメインネットローンチ

Fractal Bitcoinは2024年9月9日に公式X(Twitter)アカウントで、メインネットのローンチを発表しました。

Fractal Bitcoinは、ビットコイン(Bitcoin)の拡張を目的としたサイドチェーンです。ビットコインエコシステム向けのウォレットを提供するUnisatがサポートしており、注目が集まっていました。

メインネットが起動しました。Fractal上で最初のブロックがマイニングされたことをお知らせします。

独自トークン「FB」の配布プログラム

今回のメインネットのローンチに際して、独自トークンである「FB(Fractal Bitcoin)」を配布するプログラムも開始しました。UnisatおよびOKX ウォレットの合計2,000アドレスに、FBトークンを配布する予定です。

FBはローンチパッド、取引手数料、エコシステムの構築などに向けて利用することを想定しています。すでに、NFTDeFiゲームなどを含む100以上のプロジェクトがローンチの準備を進めているとも発表しています。

Fractal Bitcoinについて

Fractal Bitcoinは、ビットコインのブロックチェーンよりも高性能でありながら、ビットコインとのネイティブな互換性を持たせることに焦点を当てています。すでに展開されているエコシステムであるBRC-20や、Ordinalsをサポート可能です。

Fractal Bitcoinの公式サイトによると、ブロックの確認時間は30秒以下で、ビットコインと比較して容量が20倍に拡張されます。

ネットワークのセキュリティを強化するために、ビットコインとのマージマイニングも導入されています。マージマイニングは、同じ計算能力を使用して複数の仮想通貨をマイニング可能な技術です。

ハッシュレートは順調に推移

Fractal Bitcoinは9月9日にローンチされて以降、ハッシュレートが順調に推移しています。

ハッシュレートとは、マイニングに当てられる計算量のことです。一般的に、マイニングに当てられているハッシュレートは高くなるほど、セキュリティも高まります。

Unisatが公開しているデータによると、12日時点のハッシュレート(マージマイニングのみ)は「240EH/s〜250EH/s」前後を記録しています。

同時期のビットコインのハッシュレートが500EH/s〜600EH/s程度であることを考慮すると、一定のハッシュレートを記録していることがわかります。

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Souce:Fractal Bitcoin公式サイト
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル画像:Fractal Bitcoin公式発表から引用