ソラナラボ傘下のスマホ子会社Solana Mobile(ソラナ・モバイル)は2024年9月19日、同社の新型スマートフォンのリブランディングを発表しました。
今回のリブランディングでは、当初「チャプター2」と呼ばれていた二代目スマートフォンの名称が「Solana Seeker(ソラナシーカー)」に変更されました。
私たちは数か月間、開発に取り組んできました。私たちが取り組んできたことを皆さんにお見せできることを嬉しく思っています。
Solana Mobileの次の章「Solana Seeker」をご紹介🧵👇
Solana Mobileは、ブロックチェーン技術企業Solana Labsの子会社で、Web3に特化したスマートフォンを開発・提供している会社です。
Solana Seekerは、Solana Mobileが開発した2世代目のWeb3スマートフォンで、2025年に発売予定と報告されています。この端末は、前モデルのSolana Sagaの成功を受けて開発されました。
価格は450ドル(執筆時点)に設定されており、すでに57カ国で14万台以上の予約を獲得しています。
Solana Seekerの特徴は以下の通りです。
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Seed Vault Wallet
Solflareと共同開発されたデバイスに組み込まれた自己管理型ウォレット。ダブルタップでのトランザクション承認や、簡素化されたアカウント管理機能を提供する。 - Solana dApp Store 2.0
全ての報酬を1箇所で確認できる新しい報酬トラッカーを搭載。支払い、DeFi、DePIN、NFT、AI、ゲームなどのアプリをより簡単に見つけることができる。 - Seeker Genesis Token
各デバイスに付属する譲渡不可能なNFT。Solanaエコシステム内での特別な報酬やアクセス権を提供する。 - ハードウェアの改善
前モデルと比較して、軽量化、ディスプレイの明るさ向上、カメラ性能の向上、バッテリー寿命の延長などが実現されている。
Solanaコミュニティ内でWeb3モバイル開発が活性化しており、Seeker向けの専用アプリやリワード、機能が開発されています。
また、Seekerの発表は仮想通貨SOLの価格にもポジティブな影響を与え、発表時点で8%上昇して140ドルに達しました。
Solana Seekerの登場は仮想通貨業界とモバイル業界の融合を加速させる可能性があります。 今後の発売と市場での反応が注目されます。
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執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル画像:Solana Mobile公式発表から引用