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アバランチ、Visa加盟店で使える仮想通貨決済カード「Avalanche Card」発表

アバランチ(Avalanche/AVAX)の運営・開発を支援するアバランチ財団は2024年10月22日に、Visa(ビザ)加盟店で仮想通貨が使える仮想通貨決済カード「Avalanche Card」を発表しました。

Avalanche Card(アバランチカード)は、Visa加盟店で使える仮想通貨決済カードであり、仮想通貨を自分自身で管理しながらその仮想通貨を支払いにも利用できる点を特徴としています。

保有する仮想通貨はスマホアプリで自己管理することが可能で、WAVAX・USDC・sAVAXなどを含む複数の銘柄に対応、物理カードとバーチャルカードの両方を入手できる他、利用履歴が信用情報機関に報告されることはないとも説明されています。

現在はアバランチカードの公式サイトで待機リストへの登録が可能で、最初はラテンアメリカとカリブ海地域の居住者向けにサービスを提供すると報告されています(*1)。


(*)キューバ、ベネズエラ、ニカラグア、ロシア、北朝鮮、シリア、イラン、クリミア、ルハンスク、ドネツクの居住者や市民は、居住地に関わらず利用対象外。

アバランチカードの登場。Visaが使えるところならどこでも仮想通貨が使えます。

順番待ちリストの登録、利用規約、カードの詳細などは以下のリンク先ページをご覧ください。
https://www.avalanchecard.com

なお、アバランチカードを発行するのはフィンテック企業の「Rain Liquidity」で、同カードはそれぞれの管轄区域でライセンスを受けたパートナーによって発行されるとも説明されています。

アバランチカードの利用手数料は無料であるものの、同カードは米FDIC(連邦預金保険公社)の保険対象外であるとも説明されていて、仮想通貨の価格変動リスクがあることや、地域によっては仮想通貨決済で税金がかかる可能性があることなども説明されています。

仮想通貨対応カードを発行する事例は続々と増えていて、今年8月にはMetaMask(メタマスク)の仮想通貨決済カードとなる「MetaMask Card」も発表されています。

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執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル画像:Avalanche Card公式サイトから引用