coinbase(コインベース)はカルダノエイダコイン(ADA)などの仮想通貨5種類を新たにプラットフォームに追加する可能性があることを7月13日に明らかにしました。対象となった通貨全ての価格が発表後に大きく上昇しています。
リップル(XRP)は含まれず
coinbaseが現在取り扱いを検討している仮想通貨は、
・カルダノエイダコイン(Cardano/ADA)
・ジーキャッシュ(ZCash/ZEC)
・ステラ(Stellar/XLM)
・Basic Attention Token(BAT)
・0x(ZRX)
の5種類です。coinbaseはこれらの通貨の取り扱いを開始するかどうかについて、現地の金融機関や国の規制当局との議論を重ねた上で、できるだけ多くの地域でこれらの通貨を取引できるようにすることを目指していると述べています。
注目すべき点は、これらのリストの中にリップル(XRP)が含まれていないということです。これについての説明はされていませんが、少なくともcoinbaseはXRPを取り扱う予定はないようです。
ビットコインキャッシュ(BCH)上場時の高騰
coinbaseでは、2017年12月にもビットコインキャッシュ(BCH)の取り扱いが開始される直前に、BCHの価格が大幅に高騰しています。取引開始と同時にその価格は下落したため、この時coinbaseはインサイダー取引の疑いがかけられています。
このような問題を回避するために、coinbaseは今回の発表に合わせて次のような説明も付け加えています。
Coinbaseの社内および社外に同時にこの発表を行い、将来の資産のサポートについて顧客との透明性を維持していきます。
またcoinbaseはこれらの仮想通貨を実際に取り扱うためには、まだまだ調査を行う必要があるため、必ず追加されるということではないことを強調しています。
この他にも、予定している仮想通貨の一部が米国で追加される前に”その他の特定の管轄区域でのみ”追加されることになる可能性があることも説明されています。
現時点でcoinbaseは、
・ビットコイン(BTC)
・ビットコインキャッシュ(BCH)
・イーサリアム(ETH)
・ライトコイン(LTC)
を取り扱っています。
カルダノエイダコイン(ADA)の価格|2018年7月14日
カルダノエイダコイン(ADA)の価格は、この発表を受けて一時的に24時間で11%の上昇を記録しています。発表以前は、1ADA=14円台で取引されていましたが、その後大きく上昇し一時的に16円台を記録しています。
またその他4種の仮想通貨に関しても、発表の後に24時間で10〜20%ほどの価格上昇を記録しています。2018年7月14日の時点のADAの価格は、約15円となっています。実際に取り扱いが開始された場合には、今回よりもさらに大きく価格が上昇することも考えられます。
今後具体的な取り扱い通貨に関する情報は、coinbaseの公式ブログとTwitterで発表していくと説明されているため、いち早く情報を入手したい方はTwitterをフォローしておくと良いでしょう。
>coinbase公式Twitterはこちら
カルダノエイダコイン(ADA)は仮想通貨取引所BINANCE(バイナンス)で購入することができます。