リミックスポイント、3億円超のBTC取得で保有増強
2025年10月6日、東証スタンダード上場企業のリミックスポイントは、3日に約3億3,000万円相当となる18.54 BTCを追加取得したと発表しました。
同社は取得資金として、第25回新株予約権(行使価額修正条項付)の行使代金約3億3,000万円を充当したと明記しており、株式発行による資金を引き続きビットコイン(BTC)投資に活用する方針を示しました。
発表によると、今回取得した分を含め、3日時点の同社のビットコイン総保有量は約1,368.8 BTC(206.3億円相当)に達し、平均取得単価は15,071,506円となっています。
SBI_VCトレード、リミポのBTC運用を支援
リミックスポイントのBTC取得拡大と今後の展望
ビットコイン取得総額が200億円を突破
公式発表では、今回取得したBTC数や取得単価に加え、2025年4月以降の取得推移表も掲載されており、同期間の取得総額が約206.3億円に達したことが報告されています。
同発表によれば、10月3日時点での総保有量は1,368.80814738 BTCで、平均取得単価は15,071,506円となっています。
同社は2024年からビットコインを財務の中心資産と位置付けており、東証スタンダード市場の上場企業では保有規模が3位となりました。
SBI VCトレードとの連携で法人向けBTC運用を強化
9月30日には、リミックスポイントはSBI VCトレードとの提携を発表し、法人向けビットコイン取引・保管支援を受ける体制も整えています。
SBIVC for Primeサービスでは、法人がビットコインを1年以上保有すると、含み益への課税が除外される税制優遇が利用可能であり、企業によるビットコイン保有の追い風となる状況です。
リミックスポイントは2025年7月に、代表取締役社長の報酬を全額ビットコインで支給すると発表するなど、ビットコインを企業戦略に積極的に組み込む姿勢を示しています。
役員報酬をビットコインで全額支給
国内市場で広がる企業のビットコイン保有の動き
10月に入り、上場企業によるビットコイン取得の発表が相次ぎました。
東証グロース市場上場のLib Work(リブワーク)は6日、事前に公表していた約5億円分のビットコイン取得が完了したことを発表しました。
同社は2025年9月8日から29日にかけて、29.6431 BTCを平均取得単価16,867,286円で購入し、これまでの取得総額は約5億円となっています。
さらに、国内企業のメタプラネットは新成長戦略「PHASE II」を発表しました。同社は資金調達手段の多様化を図りつつ、普通株の希薄化を抑えながら、ビットコインの買い増しを加速させるとしています。
これらの発表はいずれも、国内企業によるビットコイン取得・保有の動きが継続していることを示しており、今後も国内企業の財務戦略における仮想通貨活用の動向に注目が集まる見通しです。
国内企業のBTC保有関連の注目記事はこちら
Source:リミックスポイント発表
サムネイル:AIによる生成画像





























