この記事の要点
- UAEのBFM社がBTCマイニングアプリをiOSで公開
- 非カストディ型で報酬は自己管理ウォレットへ直接送金
まずはBTCマイニングを詳しく
UAE発、非カストディ型BTCマイニングアプリ
UAE(アラブ首長国連邦)のビットコインマイニング企業BFM Company Limitedは2026年7月23日、ビットコインのマイニングアプリ「Bitcoinist.App」をApp StoreでiOS向けに公開したと発表しました。
同アプリは非カストディアル(運営側が資産を預からない)設計を採用しており、マイニングしたビットコインはユーザーが指定した外部の自己管理ウォレットへ直接送金されます。
こうした仕組みにより、利用者は運営側へ資産を預けることなくマイニングへ参加でき、従来よりも手軽にビットコインマイニングを始められる環境を目指しています。
同社は機材の購入や設置、電力コストといった参加のハードルを下げることで、発展途上国を含むモバイル中心のユーザーへの普及を見込んでいます。
BTCマイニングを国家プールに一本化
学習・レンタル・プールの3モード
31講座の学習で無料マイニング時間を獲得
アプリへの登録は「Sign in with Apple」で完結し、決済情報の入力やマイニング機器の購入は必要ないと同社は説明しています。
登録後は最初の「Learn and unlock(学習と解放)」モードから利用でき、ビットコインとマイニングの仕組みを実践的に学べる31講座の動画カリキュラム「Bitcoin Academy」が提供されています。
教育動画や広告の視聴を通じて無料のマイニング時間を獲得できる仕組みが採用されており、有料プランを購入しなくても初日からマイニングを始められると同社はうたっています。
定額課金で借りる遠隔マイニング
学習モードに続く「Rent or connect(レンタルまたは接続)」モードでは、アプリ内のサブスクリプション(定額課金)を通じてハッシュパワーを1TH/s単位で購入できるとしています。
マイニングの処理そのものはiPhone上では行われず、UAE国内のデータセンターやサードパーティー(第三者)施設に設置されたマイナーが遠隔で担うと説明されています。
「接続」の名が示すとおり、小型の家庭用マイナー「Bitaxe(ビットアックス)」などユーザー所有の機器をつなぐ機能についても今後対応していく方針です。
家族や友人と採掘力を合算して競争
3つ目の「Route and pool(ルーティングとプール)」モードでは、レンタルや接続したハッシュパワーの割り当て先を設定できます。
このモードではプライベートプール(非公開の採掘グループ)を作成でき、同社はApp Store上のビットコインマイニングアプリでは唯一の機能だと説明しています。
作成したプールに友人や家族を招待すればハッシュパワーを合算でき、グループ単位で世界全体のハッシュレート(採掘競争力)を相手にマイニングへ参加できる仕組みとなっています。
プールを組まずに単独でマイニングするソロマイニングや、安定した報酬配分を目的とした「Ocean(オーシャン)」プールへの切り替えも選べるとしています。
こうした機能全体を支える非カストディアルの方針について、創業者兼CEOのフォアド・ジャミル氏は「我々はユーザーのためにマイニングすることはなく、彼らのビットコインを預かることもない」と述べています。
同氏は「我々が提供するのはインフラとツールであり、ハッシュパワーの行き先はユーザー自身が選ぶ」とも語り、報酬の受け皿を運営側が持たない姿勢を強調しました。
ライセンス取得済み、採掘保証はなし
Bitcoinist.Appを運営するBFM Company Limitedは、UAEのラス・アル・ハイマ首長国にあるデジタル資産特区「RAK DAO」に登録しており、非カストディアルの運営方針を掲げています。
同社はビットコインマイニングのライセンス(No. 07010714)を取得しており、マイニングインフラはUAEのデータセンターと世界各地のサードパーティー施設に分散配置していると説明しています。
一方で同社は、アプリが収益商品や投資スキーム、カストディアルウォレット(運営側が資産を管理する方式)のいずれにも当たらないと明記しています。
なお、ハッシュパワーの一部はサードパーティーから調達されるため、提供元によって可用性や性能が異なる場合があり、一定量のマイニングを保証するものではないとしています。
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Source:Bitcoinist.Appプレスリリース
サムネイル:AIによる生成画像



























