ファーストフード業界を代表する飲食店「SUBWAY(サブウェイ)」の一部のお店では暗号通貨(Cryptocurrency)での支払いを受け入れています。ベネズエラ(Venezuela)の首都カラカス(Caracas)のショッピングモール内にある店舗では仮想通貨ダッシュ(DASH)での決済に対応しています。
こちらから読む:SUBWAYでも利用できる仮想通貨「ダッシュ(DASH)」とは?
仮想通貨DASHが「SUBWAY」で利用可能に
仮想通貨ダッシュ(DASH)での支払いに対応している「SUBWAY(サブウェイ)」は、ベネズエラの首都カラカスにあるショッピングモール「CCCT」内で営業しています。
この店舗では、DASH決済を可能にするPOSシステムが導入されているため、利用者は店舗に設置されている端末に表示された「QRコード」をスキャンするだけで簡単に支払いを完了することができます。
DASHは取引の処理速度が非常に早いことも大きな特徴の一つであり、世界的にみると決済通貨として普及が進んでいる代表的な通貨の一つでもあります。DASH決済が利用できるようになったことで、ベネズエラの「SUBWAY」ではよりスピーディに食事を済ませることができるようになるでしょう。
仮想通貨決済が普及するベネズエラ
ベネズエラでは現在インフレ問題が深刻化していることも影響し、ダッシュだけでなくビットコイン(BTC)などの仮想通貨の需要も急速に高まっています。
このような背景から同国では仮想通貨決済に対応する店舗が急速に増加しており、DASH決済を受け入れる店舗は毎月200店舗も増えていると伝えられています。
ベネズエラでは、ビットコインやダッシュの取引量が急速に増加しており、同国のDASH市場は現在、世界第2位にまで成長しています。
同国の法定通貨である「ボリバル・フエルテ(VEF)」のインフレ率は年内に100万%を超えるとも言われていますが、その一方では仮想通貨の実用化が本格的に進んでいる仮想通貨先進国にもなりつつあります。
ベネズエラの経済状況は非常に深刻化してきているため、重大な問題も多く抱えていますが、仮想通貨が誕生したことによって、これまでは考えられなかった新しい方法でそのような問題に対処することが可能になっているようです。
大きな問題を抱えながらも、世界的に見ても稀な環境で積極的に最先端技術の導入に取り組んでいるベネズエラのニュースには今後も大きな注目が集まります。
ダッシュ(DASH)の価格|2018年9月15日
仮想通貨ダッシュ(DASH)は2018年9月15日の時点では、1DASH=21,000円前後で取引されています。