アメリカでLEDライトやソケットなどの照明用品を販売している卸売業者「H&M Distributors」は、2019年2月8日に仮想通貨決済に対応することを発表しました。同社は暗号資産を受け入れることによって、グローバルに事業を展開することができると説明しています。
「H&M Distributors」は、1997年に創業された特殊照明用品を販売しているアメリカの卸売業者です。同社は費用対効果の高いランプホルダーやランプホルダーアクセサリー、LEDライト、ソケットなどを販売しています。ちなみにスウェーデンの多国籍衣料品小売業者である「Hennes&Mauritz AB(H&M)」とは異なる企業なので注意しましょう。
同社は、仮想通貨決済を導入することができる仮想通貨ウォレットを提供している「Chimpion」との提携を通じて、複数の仮想通貨決済に対応したことを2019年2月8日に発表しました。
利用できる仮想通貨としては、
・ビットコイン(Bitcoin/BTC)
・イーサリアム(Ethereum/ETH)
・ライトコイン(Litecoin/LTC)
・ダッシュ(Dash/DASH)
・ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)
・ビットコインダイアモンド(Bitcoin Diamond/BCD)
・ゼットコイン(Zcoin/XZC)
などが挙げられています。
「H&M Distributors」の創業者兼CEOであるHerb Needham(ハーブ・ニーダム)氏は、『仮想通貨決済を採用することによって、グローバルに事業を展開することができるようになり、これまでに培ってきた専門知識をより多くの人々と共有することができる』と説明しています。仮想通貨決済が導入されたことによって、同社の顧客はより安い手数料で商品を購入することが可能になります。
仮想通貨決済に対応する企業は、この数年間で急速に増加してきているため、購入できる商品のバリエーションも非常に多くなってきました。照明関連用品に特化した卸売業者よる仮想通貨決済の受け入れは業界にとっても新たな進歩であると言えるでしょう。
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