中国で最も影響力のあるビットコイン億万長者として知られるZhao Dong(ジャオ・ドン)氏は、2019年2月11日にメッセンジャーアプリ「WeChat」を通じて弱気市場は2019年末まで続くとの見解を発表しました。同氏は「仮想通貨の春」は2020年まで来ることはないものの、その後はさらなる高値を更新すると予想しており、今のうちにBitcoin(BTC)を買い貯めておくことを勧めています。
唯一必要なのは「忍耐力」
仮想通貨の価格はこれから回復に向かうのか?、それともさらに下落することになるのか?という話題に関しては現在も様々な予想が語られていますが、中国を代表するビットコイン億万長者Zhao Dong(ジャオ・ドン)氏は、「現在の弱気市場は2019年末まで続く」との考えを語っています。
同氏は仮想通貨が再び注目を集めるのは、ビットコイン価格が再び数百万円の価値をつけた時になるだろうとの予想を語っており、『仮想通貨の春は2020年、夏は2021年まで訪れることはない』との見解を示しています。
しかし同氏は、一般の人々があまり関心を示していない時期は「できるだけ多くのビットコインを買い貯めるように」と勧めています。ジャオ・ドン氏は2019年は弱気市場が続くだけでなく、多くの企業やプロジェクトが消滅することになり、その一方では新しい有望なプロジェクトが出現するため、多くの投資家や起業家にとって「最悪と最高」が入り混じる年になると語っています。
この理由としては、2019年は優れたプロジェクトに安く投資できる年でもあること、起業家は競争が減っている現状から恩恵を受けることができることなどが挙げられており、『唯一必要なのは忍耐力である』と説明されています。
2018年にドン氏は「Weibo」の弟子たちにビットコイン市場には”4つの季節”があることを語っており、『強気市場で購入することは避けるべきだ』と語っています。また同氏はこの他にもビットコインが2021年までには少なくとも50,000ドル(約555万円)に達するとも語っています。
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2019年2月14日|ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格
ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は今月9日に41万円近くまで上昇して以降、横ばいで推移していますが、2019年2月14日時点ではやや上向きの傾向が見られており「1BTC=403,634円」で取引されています。