未来の「ブロックチェーンプロジェクト」が業界に大きな変化を起こす:マイケル・ノボグラッツ

by BITTIMES   

仮想通貨業界を代表する"強気派"の一人としても知られるMichael Novogratz(マイケル・ノボグラッツ)氏は、期待されていたサービスの延期などが続く現在の状況を踏まえた上で『暗号資産の価格が再び上昇し始めるまでにはもう少し時間がかかる』と語っています。以前よりも慎重な姿勢で市場の今後を分析している同氏は、今後はまだ一般的に知られていないブロックチェーンプロジェクトが業界に大きな変化をもたらす可能性があると語っています。

こちらから読む:ビットコイン強気派の代表格「Michael Novogratz」関連ニュース

仮想通貨価格、あと数ヶ月間「回復の目処なし」

Goldman Sachs(ゴールドマン・サックス)の元パートナーであり、仮想通貨投資会社Galaxy Digital(ギャラクシー・デジタル)のCEOでもあるMichael Novogratz(マイケル・ノボグラッツ)氏は、仮想通貨市場が回復して以前の価格に戻るためには「少なくとも数ヶ月はかかる」と語っています。

ノボグラッツ氏は、以前から仮想通貨業界を代表する「強気派」の人物の一人として世界中で知られており、昨年の時点では「ビットコイン価格は2019年に220万円を超える」とも語っています。同氏は昨年、ビットコイン価格は2019年の最初の6ヶ月間で価格の回復が始まり、年末までには220万円を超えると予測していましたが、現在はそれほど早く回復が始まるとは考えていません。

仮想通貨についてツイートしながら厳しい現状を感じています。少なくとも今後数ヶ月間は価格が上昇するとは思わないでください。機関が動くのにはいつも長い時間がかかります。今回も同様に時間がかかることになると確信していますが、見えないところでは活発な活動が行われています。頑張って成し遂げましょう。

仮想通貨市場の回復に時間がかかる理由としては、価格上昇につながると考えられていた「Bakktのビットコイン先物取引」や「CBOEのビットコインETF」などの審査が順調に進んでいないことなどが挙げられると考えられます。承認の遅れの要因として挙げられていた「米国政府機関の一時閉鎖」は最近3週間だけ解除されることが発表されましたが、一部の専門家は『少なくとも10月初旬までは審査の時間が必要となるだろう』とも語っています。

米国の仮想通貨に関する規制などの問題が業界の発展を妨げているのは確かですが、依然としてノボグラッツ氏は「最終的にウォール街の人々や金融機関がこの分野に参加することになるのは間違いない」と考えています。

ブロックチェーンプラットフォーム「Cosmos」への期待

仮想通貨市場の将来について語るノボグラッツ氏は、自分自身もイーサリアム(ETH)がまだ35ドル(約3,800円)で取引されていた頃からトークンセールに参加していたという「Cosmos(コスモス)」と呼ばれるブロックチェーンプラットフォームが業界に大きな変化をもたらす可能性があると語っています。

Cosmos(コスモス)とは、2017年後半からプロジェクトが進められているスマートコントラクト分散型アプリケーション(DApps)を中心としたブロックチェーンプロジェクトです。

「Cosmos」は複数のブロックチェーン同士での接続を可能にすると同時にスケーラビリティの問題を解決することができる「クロスチェーンプロトコル」と呼ばれる分散型のネットワークであり、複数の異なる仮想通貨同士を取引所などを経由することなく簡単に交換することができるようになる他、ユーザー数やトランザクション数の増加にも対応することできる設計となっています。

ノボグラッツ氏はこのようなプロジェクトが正式に稼働することによって業界の問題が解決され、市場にも新しい変化が生まれると考えています。

新たな「ブロックチェーンプロジェクト」が業界に変化を

「Cosmos」のような新しいプロジェクトの正式リリースによって仮想通貨業界に変化が訪れると考えている専門家はノボグラッツ氏だけではありません。著名なベンチャーキャピタリストであるFred Wilson(フレッド・ウィルソン)氏も同様に、
Filecoin(ファイルコイン)
・Algorand(アルゴランド)
・Cosmos(コスモス)
などのプロジェクトによって、2019年の仮想通貨業界は完全に変わる可能性があると述べています。

仮想通貨業界の時価総額ランキングトップにランク付けされている仮想通貨はここ最近で固定されつつあり、仮想通貨ブームで数多く発行された「膨大な種類の仮想通貨」はこれから淘汰されていくとも言われています。そのような影響もあり、現在主流の仮想通貨以外のコインやプロジェクトに関する関心は薄まってきていますが、実際には「まだ本格的に稼働していない有望なプロジェクト」なども複数存在しています。

仮想通貨価格の回復要因としては、主に「ビットコインETF」や「ビットコイン先物取引」などの開始に注目が集まっていますが、現在も水面下でプロジェクトが進められているいくつかの"詳細未公開のプロジェクト"も今後の仮想通貨市場に大きな変化をもたらす可能性を秘めています。

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