トロン財団(TRON Foundation)は、2019年3月22日にアメリカ・サンノゼ州立大学(San Jose State University/SJSU)と協力して、ブロックチェーン技術の教育活動を行なっていくことを発表しました。
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ブロックチェーン関連の「教育イベント」開催へ
報道によると、TRON財団はサンノゼ州立大学と共同でブロックチェーン技術の学習イベントを行うと報じられており、教育プログラムの内容は主に分散化や分散型台帳技術(DLT)、仮想通貨(暗号資産)などに焦点を当てているといわれています。
また、授業の内容として扱う技術はブロックチェーン技術だけでなく「TRON(TRX)」や「BitTorrent Token(BTT)」に特化したものになる可能性もあるため、これらの技術開発が促進される可能性もあると言われています。TRONはTRONネットワーク上の分散型アプリケーション(DApps)開発に特に力を注いでいるため、教育活動を通じてDApps開発者の育成を行う可能性は十分にあるといえるでしょう。
分散型社会を実現するための「Tronics University」
TRONは昨年6月に、分散型社会を実現するための大学である「Tronics University」の設立を宣言しました。
“大学は明るく、自由に学ぶことができる場所であるべきです”
新しい分散型世界のための分散型教育Tronics University、2018年秋オープン
ブロックチェーンの技術者は現在世界中で求められており、TRONのライバル的存在であるイーサリアム(Ethereum/ETH)の関連企業も積極的に教育活動に取り組んでいます。今後のコミュニティ発展やさらなる技術開発のためにもこのような取り組みは世界中で拡大していくことになるでしょう。
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2019年3月23日|トロン(TRON/TRX)の価格
トロン(TRON/TRX)の価格は、過去3ヶ月間に渡って3円前後での推移を続けており、2019年3月23日時点では「1TRX=2.51円」で取引されています。最近の最高値は1月10日に記録した約4円となっています。