8日、金融庁はZaifを運営する「テックビューロ社(大阪市西区)」と、「GMOコイン(東京都渋谷区)」に職員を派遣したと発表されました。
「Zaif」は、ビットコイン(BTC)やネム(XEM)など15種類、
「GMOコイン」はイーサリアム(ETH)やライトコイン(LTC)など5種類、
の仮想通貨を取り扱っています。各社の通貨保有率や保管状況を精査するために、週明けから本格的に検査員が常駐することになるようです。
もし立ち入り検査で法令違反が見つかった場合は、業務改善命令といった行政処分が下されることとなります。既にコインチェックは業務改善命令を受けており、同時に顧客に対しての資産返還報告命令も出されています。
現在金融庁は、取引所 31社に対し顧客資産管理方法、セキュリティ体制についての報告徴求命令を出しており、それに基づいて今後も改善を求めていく方針です。
来週から本格的に発表される事になる、各社の資産管理状況に注目です。
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