イタリアの仮想通貨取引所 Bitgrail Srl は、2018年2月9日、日本時間の朝6時30分に仮想通貨Nano(XRB)の不正な取引があったことを自社ホームページにて発表しました。
被害額は、17,000,000XRB と伝えられており、事件発生時のレートで換算すると約 212億円相当に上ります。
すでに現地警察が調査に入っており、これに伴いBitgrailでは出金、入金等すべての取引を一時的に中止しています。
取引再開の見通しは発表されていませんが、調査が進み次第随時報告を行うとしています。
Bitgrailでは渦中のNano(XRB)以外の仮想通貨は不正な引き出しの影響は受けていないことを強調しており、現状他の仮想通貨市場への目立った影響は確認されておりません。
1 Nano(XRB)あたり 1250円だった相場は、一時 1000円近くまでまで下落しており、10日 12時の時点では1130円となっています。