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ビットコイン、本格的なブル相場へ「さらなる価格上昇を確信」BitMEX CEO


仮想通貨業界には、現在の市場がすでに新しい強気相場(ブル相場)に突入していると語る専門家が複数存在します。非常に多くの暗号資産投資家に利用されている人気の証拠金取引プラットフォーム「BitMEX(ビットメックス)」のCEOであるArthur Hayes(アーサー・ヘイズ)氏は、最近のツイートでその理由を説明しました。

こちらから読む:価格上昇に一連の規則性「ビットコイン」関連ニュース

「本格的なブル相場へ突入」Arthur Hayes

仮想通貨の証拠金取引プラットフォームBitMEX(ビットメックス)のCEOであるArthur Hayes(アーサー・ヘイズ)氏は、今月20日のツイートで仮想通貨市場が強気相場(ブル相場)に入っていることを示す理由を語りました。

ヘイズ氏は、ビットコイン価格が一時的に7,000ドル(約77万円)を下回るまでに下落したものの、その数日後には8,000ドル(88万円)以上にまで回復したことをあげ、6月と9月のコントラクト(契約)がコンタンゴ(*1)の状態になったと語っています。

(*1)コンタンゴ(順鞘):原油市場・先物取引などで使用される専門用語。先物の受け渡し期間が長くなるほど値段が高くなる現象のこと。


強気相場は本物です。一時的に7,000ドルを下回るまで落ち込んだ数日後には、8,000ドル以上に回復し、9月と12月(※)のコントラクトはコンタンゴになりました。ブーヤ!

※このツイートの後にヘイズ氏は「6月と9月の間違いだった」と訂正しています。

仮想通貨市場全体で「価格上昇」続く

同士がビットコインが強気相場に入っていると自信を持っているのは「BTC価格が92万から77万円にまで下落したにも関わらず、短期間で再び88万円にまで回復した」という事実に基づいています。これは、現在のビットコインに対して非常に強気な投資家が複数存在しているということを示しています。

価格が大幅に上昇したのはビットコインだけではありません。ここ最近では、その他複数のアルトコイン価格も大幅に上昇しており、時価総額ランキング上位に位置付けられている仮想通貨のほとんどは過去7日間で「3%〜24%」の上昇率を維持しています。これはビットコインだけでなく、その他の仮想通貨に対しても強気な投資家が複数存在することを示しています。

時価総額ランキングTOP15の仮想通貨(画像:CoinMarketCap)

BTC価格上昇、これまでとは大違い?

アメリカニューヨークを拠点とするデジタル資産に焦点を当てた機関投資会社である「Digital Currency Group」でCEOを務めているBarry Silbert(バリー・シルバート)氏は「Bloomberg」とのインタンビューの中で、今回のビットコイン価格上昇は2017年末のものとは大きな違いがあると語っています。

この価格上昇と2017年のバブルは”インフラ”の面で大きく異なっています。あなたたちは今、カストディアン・取引ソフトウェア・法令に基づいたソフトウェアを有しています。

そして人々は資産クラスについての教育を受けているため、今回は状況が大きく異なります。

2017年時点では、仮想通貨やブロックチェーン技術のための環境整備はあまり行われておらず、現在業界で注目されている大手企業の参入も発表されていなかった他、機関投資家向けサービスの開発などもそれほど進んでいませんでした。

しかし現在はそのような状況も大きく変化しており、世界的に知られる有名企業が数多く仮想通貨やブロックチェーン関連のプロジェクトを立ち上げています。

世界中のほどんどの人々が「仮想通貨」や「ビットコイン」という言葉を認知し、これからさらに発展していくと予想される数多くの大規模プロジェクトが明らかになっている現在の状況で再び訪れようとしている本格的な強気相場には世界中から期待と注目が集まっています。

2019年5月21日|ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格

ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は、今月15日頃から90万円手前での推移を続けており、先日20日には再び90万円近くまで上昇しましたが、2019年5月21日時点では「1BTC=874,439円」で取引されています。

2019年5月7日〜2019年5月21日 BTCのチャート(引用:coingecko.com)

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