
独自デジタル通貨で「取引効率化・経済成長促進」へ|ルワンダ中央銀行が計画
ルワンダの中央銀行が"独自デジタル通貨"の発行を検討していることが「Bloomberg」の報道で明らかになりました。同銀行は取引を効率化し、経済成長を促進することを目指していると伝えられています。
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東アフリカに位置する共和制国家「ルワンダ共和国」の中央銀行は、ブロックチェーン技の活用をテストしたカナダ・シンガポール・オランダなどの中央銀行の取り組みから学んでいくことを計画していると伝えられています。
ルワンダ国立銀行の金融安定局長であるMasozera Uwase氏は、独自通貨の発行について次のように語っており、現時点ではまだ複数の懸念があるため、それらの問題が解決した時に発行しようと考えていることを明らかにしています。
通貨全体をどのように正確にデジタル化するか、それをどのように配布するか、そしてそれらのトランザクションをどれだけ早く処理できるかについては依然として懸念があります。こういった問題に対処し、準備ができたら参加したいと考えています。
中央銀行発行のデジタル通貨は、ここ最近で世界的に注目を集めており、世界経済フォーラム(WEF)が2019年4月に公開したレポートでは、4月時点で既に40以上の銀行が
・ブロックチェーン
・分散型台帳技術(DLT)
・中央銀行デジタル通貨(CBDC)
に関する調査研究を行っていると報告されていました。
また中国の中央銀行である「中国人民銀行」の高官は、今月10日に開催された金融フォーラムの中で『独自デジタル通貨発行の準備はできている』と発言しており、現在進められているテストが順調に進めば、仮想通貨「Libra(リブラ)よりも早く発行される可能性があると伝えられています。
中央銀行デジタル通貨に関する記事はこちら

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