ジョン・マカフィー:仮想通貨取引所に「シャドートレード機能」を追加
ウィルス対策ソフト「McAfee(マカフィー)」の創業者として知られるJohn McAfee(ジョン・マカフィー)氏は2019年8月23日、同氏が最近立ち上げた仮想通貨取引プラットフォーム「McAfee Magic(マカフィーマジック)」に、"プロトレーダーの取引をコピーすることができる機能"である「シャドートレーディング機能」を追加したと発表しました。
こちらから読む:マカフィー氏が立ち上げた取引所「McAfee Magic」とは?
マカフィー氏の取引所「McAfee Magic」に新機能
John McAfee(ジョン・マカフィー)氏は、2019年8月23日のツイートで同氏が立ち上げた仮想通貨取引プラットフォーム「McAfee Magic(マカフィーマジック)」で"シャドートレーディング機能"が利用できるようになったことを発表しました。
https://t.co/5jRN3sAXvG Shadow Trading is now functional. Give it a try.
— John McAfee (@officialmcafee) August 23, 2019
「McAfeeMagic.com」でシャドートレーディングができるようになりました。試してみてください。
Shadow Trading(シャドートレーディング)とは
Shadow Trading(シャドートレーディング)とは、仮想通貨取引で利益を上げてきた経験を持つプロトレーダーの取引をコピーして仮想通貨取引を行うことができる機能のことです。
この機能は主に仮想通貨取引の経験を有していない人々向けの機能であり、自分の資産をトレーダーに預けることなくプロトレーダーと同様の取引を行うことができる点などで注目を集めています。
実際に利用する場合は、McAfee Magic公式サイトの上部に記載されている「Shadow Portal」をクリックすることによって、プロトレーダーの選択画面に移動することができます。
「Shadow Portal」のページには、取引をコピーすることができるプロトレーダーのリストが掲載されており、それぞれのトレーダーごとに、
・自己紹介文
・トレーダーの評価(5つ星)
・取引ごとに必要な手数料
・実際の取引履歴
・最大取引量
・ポートフォリオの金額
などが表示されています。
「McAfee Magic」のシャドートレーディングでは、1度に3人のプロトレーダーをフォローすることができるため、トレードを多様化し、リスクを抑えることもできるようになっていると伝えられています。
このようなトレード方法は日本ではあまり知られていないものの、海外では以前から人気を集めており「ソーシャルトレーディング」として知られています。特に人気のソーシャルトレーディングプラットフォームとしては「eToro(イートロ)」などがあり、このプラットフォームは2018年7月時点で2億5,000万人以上のユーザーが利用していると報告されています。
記事執筆時点では、McAfee Magicのシャドートレーディングでコピーできるトレーダーの数は非常に限られていますが、今後多くのユーザーに利用されるようになれば、より選択肢も広がるため、今後マカフィー氏のプラットフォームがどれほど普及するかにも注目です。
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