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ブロックチェーンスマホ「Blok on Blok(BOB)」を発表:PundiX(NPXS)


シンガポールに本拠を置くブロックチェーン企業「プンディエックス(PundiX/NPXS)」は、これまで「XPhone」として知られていたブロックチェーンスマートフォンの名称を「Blok on Blok(BOB)」として改め、新しくなった外観と共に「2019年国際コンシューマ・エレクトロニクス展(IFA 2019)」で発表しました。

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ブロックチェーンスマホ「Blok on Blok(BOB)」

(画像:functionx.io)

プンディエックス(PundiX/NPXS)のブロックチェーンスマートフォンは、これまでは「XPhone」という名前で呼ばれていましたが、今回の発表では正式な製品名として「Blok on Blok(BOB)」という名称がつけられています。

Blok on Blok(BOB)は、世界初のフルブロックチェーンOSである「Function X」のブロックチェーン上で全てのデータが実行される初めてのスマートフォンであり、サービスプロバイダーはユーザーのデータを保有することができないようになっていると説明されています。

つまり、BOBで行う通話やテキストメッセージなどといったあらゆるデータは、ブロックチェーン上で完全に分散化されることになり、プライバシーとセキュリティが保護されることになります。

「ブロックチェーンモード」と「Androidモード」

BOBの魅力の1つとしては、ユーザーが「ブロックチェーンモード」と「Androidモード」を気軽に切り替えることができる点が挙げられます。「ブロックチェーンモード」では先述したように”Function X”のOS上で動作が実行されますが、「Androidモード」に切り替えると使い慣れているAndroidデバイスと同じようにBOBを使用することができます。

付属の組み立てキットで「カスタマイズも可能」

BOBの2つ目の魅力は、ユーザーがスマートフォンのデザインをカスタマイズすることができるという点です。BOBには組み立てキットが付属しているため、ユーザーは取り外し可能なパーツを用いて自分の好みのデザインにカスタマイズすることができます。また、外部アクセサリを使用して他にはない独自のスマートフォンにすることもできると伝えられています。

(画像:functionx.io)

BOBは最初に5,000台のみが生産される予定となっており、先行予約は「Kickstarter」と「XWallet」で行うことができるとされています。販売価格は599ドル(約6万4,000円)以上とのことです。詳しい情報は「Function X」の公式サイトにも記載されているため、そちらをご覧ください。

>>「Blok on Blok(BOB)」の詳細はこちら

2019年9月12日|PundiX(NPXS)の価格

プンディエックス(PundiX/NPXS)の価格は5月末に0.12円まで回復したものの、その後は下落傾向が続いており、2019年9月12日時点では「1NPXS=0.038円」で取引されています。

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2019年3月16日〜2019年9月12日 NPXSのチャート(引用:coingecko.com)