ウォーキングやランニングなどといった健康的な生活を送るための運動を心がけている人々に対して「仮想通貨報酬」を付与するヘルスケアアプリを展開している「リンポ(Lympo/LYM)」は、2019年9月12日に”高速かつ安全なヘルスデータ共有”を実現するために、ブロックチェーン企業「Harmony」と提携したことを発表しました。
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「安全かつスケーラブルなデータ共有」を実現
リンポ(Lympo/LYM)が提携を発表した「Harmony」は、仮想通貨取引所「BINANCE(バイナンス)」のIEOで成功したブロックチェーン企業であり、スケーラビリティの問題を解決することができる「ディープシャーディング」と呼ばれる技術を提供しています。
この技術は「トランザクションに関連するすべてのデータを細かく分割し、セグメントごとに管理しやすくしつつ、ネットワーク上のトランザクションを指数関数的に高速化することができる技術」であるとされており、ブロックチェーンアプリ開発者にとって最適な選択肢であると説明されています。
Lympoのアプリは現在、米国と韓国で提供されていますが、アプリのユーザー数はわずか8ヶ月で260,000人以上にまで拡大しており、月間アクティブユーザー数は89,000人以上にのぼると報告されているため、ディープシャーディングの技術を取り入れることによって今後のユーザー増加にも対処することができると期待されます。
LympoのCEOであるAda Jonuse(アダ・ジョンユース)氏は、今回の提携について『数百万人の新規ユーザーを対象としたHarmonyのブロックチェーンインフラストラクチャによって、安全でスケーラブルなヘルスデータ共有が可能になる』と説明しています。
リンポが提供しているアプリは、毎日の運動でミッションをクリアすることによって「LYMトークン」で報酬を獲得することができるようになっており、獲得したトークンはLympoショップでスポーツ用品やガジェットなどをはじめとする様々な商品に交換することができるようになっているため、徐々に人気が高まってきています。
すべての機能を搭載したアプリは日本では利用できないものの、スクワットのミッションをこなすことによって「LYMトークン」を獲得することができる「Lympo Squat」と呼ばれるアプリは日本でも提供されています。
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2019年9月14日|リンポ(Lympo/LYM)の価格
リンポ(Lympo/LYM) の価格は今年7月に2円台まで回復したものの、その後は再び下落しており、2019年9月14日時点では「1LYM=0.641円」で取引されています。