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学生支援団体「ブロックチェーン教育連盟」発足|Tron・Emurgo・NEMなどが参加


ブロックチェーン開発を促進させるための取り組みを行なっている「MouseBelt(マウスベルト)」は2019年10月10日に、ネム(NEM/XEM)、トロン(Tron/TRX)、ステラ(Stellar/XLM)、オーブス(Orbs/ORBS)、エマーゴ(EMURGO)など合計14の企業・団体が参加する「ブロックチェーン教育連盟(Blockchain Education Alliance)」を立ち上げたことを発表しました。

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仮想通貨・ブロックチェーン業界の有名企業が多数参加

MouseBelt(マウスベルト)が立ち上げを発表した「ブロックチェーン教育連盟(Blockchain Education Alliance)」は、大学生にブロックチェーン技術に関する知識を提供し、業界全体のさらなる成長を促進するための団体であり、14か国にある67を超える学生ブロックチェーン組織のネットワークで構成されています。

この団体には、
Stellar
TRON
Emurgo
NEM
Orbs
・Hedera
・ICON
・Ontology
・Wanchain
・Harmony One
・Nervos
・LTO Network
・ETC Labs
・IoTeX
などといったブロックチェーン関連の企業・団体14社が参加しており、将来的にはさらに15の新規メンバーが発表されると伝えられています。

ブロックチェーン教育連盟は、業界と学界の両方で20人のリーダーネットワークを育成し、ブロックチェーン技術の大量採用を促進するための教育イニシアチブを共同で推進します。またMouseBeltは、ミートアップ、対面ミーティング、ハッカソンなどを開催してこの取り組みをサポートし、メンバーは研究者と協力して業界内の特定の課題に対処する新しいユースケースを開発することもできるとされています。

ブロックチェーン業界の将来を担う開発者を支援

MouseBelt UniversityのディレクターであるAshli​​e Meredith氏は「大学はブロックチェーン教育を必要としている」と語っており、ブロックチェーン教育連盟が学生を支援することによって、より優れた開発者や企業を生み出すことができると語っています。

大学には、カリキュラムとプロジェクトの開発を支援するブロックチェーン業界の専門家が必要です。そして、Stellar、TRON、Hedera、ICON、Ontology、Wanchain、Harmony One、Nervos、Orbs、LTO Network、Emurgo、NEM、ETC Labsは、貴重な知識を共有できる立場にあります。

私たちはブロックチェーン技術を学生たちに伝え、プラスの影響を与える機会を有しているため、より多くのブロックチェーン開発者、より革新的な研究、より質の高い企業を生み出すことができます。

MouseBeltは、管理者、研究者、政策立案者、企業および業界の専門家を招いて、次世代のブロックチェーンリーダーを育成するために共同で働きます。ブロックチェーン教育連盟のメンバーは、学生にアドバイスしたり、ワークショップを開催したり、教育コンテンツを提供したりすることによって生徒の学習を支援することができます。

主要大学のエンジニアリング部門とも協力

MouseBeltの大学支援プログラムは「UCブロックチェーンイニシアチブ」と呼ばれる取り組みを通じて、
・カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)
・カリフォルニア大学サンタバーバラ校(UCSB)
・カリフォルニア大学デービス校(UC Davis)
を含めた世界中の主要なエンジニアリング部門とのパートナーシップも確立していると説明されています。

また、パートナー企業は主要な教育機関との繋がりを通じて、様々なユースケースに対応した研究、学術会議、認定ブロックチェーンコースに資金を提供でき、開発者・プラットフォーム・プロトコルは、学生・研究者およびMouseBeltの開発ショップと協力して、革新的なソリューションを実世界で展開するのに役立てることもできるとのことです。さらにパートナー組織は、ブロックチェーン技術に関する知識を深めるためのトレーニングとリソースを受け取る資格もあるとのことです。

「ブロックチェーン教育連盟」に関する詳しい情報は以下の公式サイトで確認することができます。
>>「ブロックチェーン教育連盟」の詳細はこちら


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