韓国のIT大手「SAMSUNG（サムスン）」は、分散型アプリケーション（DApps）ストアである「Blockchain Keystore」のソフトウェア開発キット（SDK）でトロン（Tron/TRX）やTRC-10＆20トークンをサポートしました。これにより、Tronはサムスンの大規模なユーザー層にアプローチすることができると期待されます。
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SAMSUNGのソフトウェア開発キットが「Tron」に対応
SAMSUNG（サムスン）の開発部門である「SAMSUNG Developers」は、2019年10月29日に「Samsung Blockchain Keystore SDK」の新しいバージョンである「1.2.0」を公開しました。この新しいバージョンには、トロン（Tron/TRX）やTRC-10＆20トークンをサポートするAPIが含まれています。
TronのCEOであるJustin Sun（ジャスティン・サン）氏は先週の時点で『1,000億ドル規模の大企業と提携する』と語っていましたが、今回の発表でこの”大企業”がサムスンであったことが明らかになりました。
「Samsung Blockchain Keystore SDK」でTronがサポートされたことによって、DApps開発者の人々はサムスンユーザー向けのTron関連の製品をより簡単に開発することができるようになると期待されます。
また、SAMSUNGは世界的に見ても非常に大きなユーザーを抱えているため「Blockchain Keystore」でTronがサポートされることによって「TRX」や「TRC-10＆20トークン」もより多くの人々に普及すると期待できます。
この他にも新しいSDK（ソフトウェア開発キット）は「セキュリティの強化」と「モバイル端末に互換性のあるDApps構築」という2つの課題に取り組むと報告されているため、今後「Samsung Blockchain Keystore SDK」を用いて開発されるアプリケーションには注目が集まります。
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2019年10月30日｜トロン（TRON/TRX）の価格
トロン（TRON/TRX）の価格は先月25日に1円台まで下落したものの、その後は急速に回復してきており、2019年10月30日時点では「1TRX＝2.33円」で取引されています。
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