トロン財団(Tron Foundation)は、2020年1月1日に330億TRX(約495億円相当)のロックを解除する予定であることを明らかにしました。ロック解除されたTRXの使用用途に関してはコミュニティの意見が求められていましたが、アンケート投票の結果では「バーン(焼却)する」が最も多い結果となりました。
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Tronコミュニティは「バーン」を希望
トロン財団(Tron Foundation)は、2020年1月1日に現在のレート換算で約495億円に相当する「330億TRX」のロックを解除することを予定しています。このTRXはTron財団が2018年に供給過多を防ぐためにロックしたものであり、2020年1月にロック解除される予定だとされていました。
現在供給されているTRXの数量は約666億TRXとなっているため、今回のロック解除によって供給量は50%近く増加し、時価総額は1,490億円ほどにまで達すると報じられています。
ロック解除されたTRXの使用方法についてはTwitter上でアンケート投票が行われていましたが、投票結果は
・TRONプロトコルへの投資:32.5%
・再度ロック:13.1%
・バーン:54.5%
となっており「バーン(焼却)する」が最も多い結果となりました。
330億TRXのロック解除に関する投票
これにより、コミュニティの意見をTron財団に届けることができます。
仮想通貨をバーンするとコインの供給量が減少することになるため、結果的に1通貨あたりの価値が高まることになります。そのため、今回のアンケート結果はTronコミュニティの人々がTRXの価格上昇を強く望んでいることを示していると考えられます。
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2019年12月31日|トロン(TRON/TRX)の価格
トロン(TRON/TRX)の価格は今年6月に5円近くまで回復したものの、その後は下落傾向が続いており、2019年12月31日時点では「1TRX=1.47円」で取引されています。
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