Cryptopiaで流出した「4,500ETH」資金洗浄続く


ニュージーランドの仮想通貨取引所「Cryptopia(クリプトピア)」で盗まれた4,500ETHを超えるイーサリアム(Ethereum/ETH)がわずか6時間ほどで資金洗浄されたことが、北京に本拠を置くブロックチェーンセキュリティ会社「Chainsguard」のデータで明らかになりました。

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約6時間ほどで「4,500ETH」を資金洗浄

ニュージーランドの仮想通貨取引所「Cryptopia(クリプトピア)」は、昨年1月に発生したハッキング事件で約1,600万ドル(約17億4,000万円)相当の仮想通貨が流出する被害を受けました。同取引所はその後5月に清算手続きを開始し、破産申告を行いましたが、盗まれた仮想通貨の資金洗浄は現在も続けられているようです。

北京を本拠地とするブロックチェーンセキュリティ会社「Chainsguard」のデータによると、Cryptopiaで盗まれた資産の一部は「0x341a」で始まるアドレスを介して大規模なマネーロンダリングが行われていると報告されています。

報道によると、ハッカーは約6時間ほどで4,500ETH(約8,700万円相当)以上を資金洗浄しており、1月18日午前2時頃(UTC)に2回の大規模なETH送金が行われたことが確認されたと報告されています。これらの資産は3つの異なる仮想通貨取引所に移動されたとのことです。

ハッカーは最初の資金を移動した後も資金移動を繰り返しているため、今後も資金洗浄行為は続行される可能性が高いと報告されています。仮想通貨の技術採用は世界中で進められており、一般的になってきているものの、これまでに発生したハッキング事件の多くは未解決となっているため、セキュリティや資産管理などの問題は今後もさらに重要視されていくことになると予想されます。

(参照元:NewsLogical.com)

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