米国の大手証券取引所「NASDAQ(ナスダック)」が、仮想通貨ビットコイン(Bitcoin/BTC)の先物取引提供に向けて検討していることが「Bloomberg」の報道で明らかになりました。
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ナスダックCEO「BTC先物」明かす
NASDAQ(ナスダック)の最高経営責任者であるAdena Friedman(アデナ・フリードマン)氏は、2020年1月24日に「Bloomberg」の取材に応じた際に”NASDAQがある提携先とビットコイン先物の公開に向けた取り組みを進めていること“を明らかにしました。
以前から「NASDAQが仮想通貨関連の取り組みを進めている」といった報道は複数行われていましたが、今回はフリードマンCEOが正式に発言しているため、この報道には注目が集まっています。
フリードマン氏は具体的に取り組んでいることとして「既存のビットコイン先物との差別化を図ること」と「リスク管理のインフラを確保すること」をあげています。
ビットコイン先物取引は現時点でも「Bakkt(バックト)」や「シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)」などをはじめとする複数の大手企業が提供しているため、NASDAQがBTC先物を開始すれば競争がさらに激しくなると予想されます。
具体的な内容や計画などについては明らかにされていないものの、同氏は『仮想通貨市場はグローバル経済において重要な役割を持つことになっていく』とも語っているため、将来的にNASDAQがビットコイン先物をローンチする可能性は高いと考えられます。
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