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闇サイトで仮想通貨取引の「アカウント情報販売」会社員の男性逮捕:京都府警


京都府警は2020年2月25日、ダークウェブ(闇サイト)上の掲示板「オニオンちゃんねる」に”仮想通貨取引に必要なパスワード・IDなどのアカウント情報を販売する”と書き込んだとして、千葉県銚子市西小川町の会社員、石原翔容疑者(34)を犯罪収益移転防止法違反(仮想通貨の広告規制)の疑いで逮捕しました。仮想通貨に関する広告規制違反で逮捕者が出るのは全国初だと伝えられています。

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他人名義のアカウント情報を「約2万円」で販売

京都府警が逮捕した石原翔容疑者には、匿名性が高いインターネット空間「ダークウェブ(闇サイト)」に存在する有名な掲示板「オニオンちゃんねる」に『仮想通貨取引に必要なIDやパスワードなどといった “他人名義のアカウント情報”を約2万円で販売する』と書き込んだ疑いがかけられています。

同氏は2018年5月17日に匿名化ソフト「Tor」を使用してダークウェブにアクセスし、この書き込みを行なったと伝えられています。府警によると、これらの仮想通貨取引アカウントは石原容疑者が知人に頼んで作らせていたものであり、同氏は容疑を認めていると報告されています。

石原容疑者は犯罪収益移転防止法違反(仮想通貨の広告規制)の疑いで逮捕されていますが、仮想通貨に関する広告規制違反で逮捕者が出たのは国内で初めてのことだと伝えられています。

京都府警などを含めた13府県の警察は2018年から合同でダークウェブの一斉取り締まりを行なっており、これまでにも「クレジットカード情報の売買」を行なっていた男性など全国で20人を検挙しています。