非営利団体である「人権財団(Human Rights Foundation/HRF)」は、2020年3月9日に仮想通貨決済ソフトウェア「BTCPay Server」を介して、ビットコイン(Bitcoin/BTC)による寄付を受け入れ始めたことを明らかにしました。
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プライバシーに配慮した「BTCPay Server」を賞賛
人権財団(Human Rights Foundation/HRF)は、2020年3月9日のツイートでオープンソースで開発が進められている仮想通貨決済ソフトウェア「BTCPay Server」を介して、仮想通貨ビットコイン(BTC)による寄付を受け入れ始めたことを明らかにしました。
人権財団は、利用者のプライバシーに配慮してトランザクションを検閲できないようにように設計されている「BTCPay Server」を賞賛しています。
HRFは現在「BTCPay Server」を介してビットコインの寄付を受け付けています!
プライバシーに配慮した素晴らしいプロジェクトはあなたの情報を収集しません。artdesignbySF氏のデザイン設計に感謝します。
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ビットコインは世界中の人々と気軽に直接的な価値のやり取りを行うことができ、検閲耐性があることなどが利点としてあげられますが、ビットコインの送金を行う際に決済処理会社などの仲介業者を介した場合には、これら2つの利点を失ってしまう可能性があります。
しかし「BTCPay Server」は、手数料や仲介者が必要とされない”自己ホスト型の決済用サーバー”として運用できるように設計されており、少額のビットコインを安い手数料で送金することができるLightning Network(ライトニングネットワーク)にも対応しているため、ビットコインの利点を損なうことなく簡単にBTC送金機能を追加することができるようになっています。
「BTCPay Server」の運営を支えている「BTCPay Foundation」は、米国のモバイル決済企業Square(スクエア)社の仮想通貨部門である「Square Crypto」からも助成金を受けており、慈善団体だけでなく「小売店・オンラインストア・その他WEBサイト」など様々なシーンで活用できるようになっているため、今後も広く活用されていくことになると期待されます。
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