BINANCE(バイナンス)のチャリティー部門である「Binance Charity」は2020年3月9日に、新型コロナウイルスで甚大な被害を受けている中国・武漢を支援するための支援活動として”第2回目の寄付”を完了したことを報告しました。
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防護服・酸素機器などの医療品を寄付
BINANCE(バイナンス)は2020年1月に、新型コロナウイルスの被害を受けている人々を支援するために1,000万元(約1億5,700万円)を寄付したことを明らかにしていましたが、先日9日には中国・武漢を支援するための支援活動として”第2回目の寄付”を完了したことが報告されています。
今回の寄付では、イスラエルやアラブ首長国連邦などから購入した「防護服・酸素機器・手袋・保護ゴーグル」などの医療品が130の病院、医療チーム、疾病管理司令部に送られられたと説明されています。
BINANCEの発表によると「合計388台寄付された酸素機器は今回の支援で特に重要な役割を果たした」とされており、「酸素機器は患者の寿命を延ばすのに役立つことが証明されており、治療を行うための時間を作るのに役立つ」と説明されています。
「Binance Charity」は以前から世界中の様々な問題に対して寄付を行っており、西日本豪雨災害が発生した際にも数億円規模の寄付を行っています。BINANCEは”世界最大級の仮想通貨取引所”として知られていますが、慈善活動を行う際の寄付方法では必ずしも仮想通貨を利用しているわけではなく、第1回目に寄付を行った際にも中国の状況を考慮した上で”人民元”で寄付を行ったことが報告されています。