仮想通貨市場では先日19日から回復傾向が見られ始めており、ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は本日20日の午前7時頃に70万円台まで回復しました。先物取引所でもロングポジション(買い)が増加していることが報告されています。
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仮想通貨全体で「10〜20%」の価格上昇
ビットコイン(BTC)の価格は先月24日頃からの下落によって一時的に47万円付近まで急落していたものの、先日19日には再び60万円を突破し、一時的に「1BTC=72万円」付近まで回復しました。その後はやや下落傾向が見られているものの、現時点では60万円台をキープしています。
その他の主要仮想通貨でも同様に回復傾向が見られており、時価総額ランキング上位15位の仮想通貨では過去24時間で10%〜25%ほどの上昇が見られています。最も上昇幅が大きいのはビットコインSV(BSV)であり過去24時間で25%以上の上昇が報告されています。
今後数日は「蓄積期間」が続く?
仮想通貨市場全体に急落によって一時は悲観的な意見も見られていましたが、仮想通貨業界の著名人たちは依然として強気姿勢を維持しており、暴落後には著名な仮想通貨アナリストであるWilly Woo(ウィリー・ウー)氏もBTC価格について『135,000ドル(1450万円)前後〜250,000ドル(約2,700万円)までの上昇も可能だ』という見解を示していました。
しかし同氏は先日のツイートで『V字型の回復は期待していない』と述べており『価格上昇の前に蓄積期間があるだろう』と語っています。
現在ビットコインは60万円台での推移を続けていますが、トレーダーの間でも「ロング(買い)ポジション」が増加してきていることが報告されており、大手仮想通貨取引所BINANCE(バイナンス)は本日20日のツイートで先物市場のトップトレーダーの間でロングポジションの割合が50%を上回ってきていることを報告しています。
このまま回復傾向が続くのであれば、短期的には暴落前にサポートラインとなっていた80万円付近の価格帯を突破できるかが重要となりますが、さらなる下落で50万円を下回った場合には2018年末の底値である36万円まで急落する可能性もあると考えられます。
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