Harry Potter(ハリー・ポッター)シリーズの作者であるJ.K.Rowling(J・K・ローリング)氏が『ビットコインについて説明して』とツイートしたことが仮想通貨業界で話題となっています。この質問には仮想通貨業界の有名人を含む様々な著名人が回答しています。
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仮想通貨業界で「ハリポタ作者のツイート」が話題に
魔法使いの少年ハリーポッターの物語を描いたファンタジー小説シリーズ「Harry Potter」の作者であるJ.K.Rowling(J・K・ローリング)氏は、2020年5月16日に仮想通貨メディア「Coindesk」のレポーターであるLeigh Cuen(リー・キューン)氏が『今週有名な小説家がビットコインについて尋ねてきた。もし、J・K・ローリング氏も聞いてくれるととても嬉しい』とツイートしたことを受けて『私はビットコインのことを理解できていない。それについて説明して欲しい』と返信しました。
記事執筆時点で「2,171リツイート」と「8,245いいね」を獲得しているJ・K・ローリング氏の返信は仮想通貨業界で大きな注目を集めており、その後は
・Vitalik Buterin(ヴィタリック・ブテリン)氏
・Justin Sun(ジャスティン・サン)氏
・Elon Musk(イーロン・マスク)氏
などといった様々な著名人から返信が寄せられています。
イーサリアム共同創業者の回答
イーサリアム(Ethereum/ETH)の共同創業者であるVitalik Buterin(ヴィタリック・ブテリン)氏は、実際にアクセスできるビットコインの枚数が少なくなっていることも踏まえた上で基本的な説明を行い、『グローバル決済や価値の保存手段として使用されているデジタル通貨だ』と説明しています。
ビットコインはデジタル通貨であり、〜1,800万枚ほど存在しています。ビットコインは何かに裏打ちされているわけでなく、コレクショングッズのようなもので、それ自体が価値を有しています。
ビットコインには誰もが参加できるコンピューターのネットワークがあり「誰がどのくらいコインを持っているか」を示すグローバルなExcelスプレッドシートを維持しています。ビットコインのネットワークには「ネットワークを制御する中央機関」が存在しておらず、政治的な理由で友人に新しいコインを発行したり、ルールを操作したりできる特定のグループが存在しないため、人々からの関心を集めています。
基本的には「グローバルなデジタル決済」や「金のような価値の保存手段」として使用されており、その全ては21世紀の暗号化技術によって安全に実行されています。
Tron創設者のコメント
トロン(Tron/TRX)の創設者であるJustin Sun(ジャスティン・サン)氏は、シンプルに『1BTCをプレゼントするから実際に使ってみるべきだ』とコメントしています。
私が1ビットコイン差し上げます。百聞は一見に如かず?
SpaceX・Teslaの共同設立者もコメント
今回のツイートには仮想通貨業界で度々話題となる「SpaceX」や「Tesla」の共同設立者Elon Musk(イーロン・マスク)氏もコメントしています。
イーロン・マスク氏は『中央銀行が発行する大量の法定通貨に比べると、ビットコインはインターネット上のお金を堅実にしている』と説明していますが、それに続けて『私はまだ0.25BTCしか持っていない』とも語っています。
ハリー・ポッターに例えた説明も
数多く投稿されたコメントの中では、ハリー・ポッターに登場する「グリンゴッツ銀行」を例にあげて説明を行っているものもみれらました。
魔法使いたちは依然として「グリンゴッツ銀行」を信頼する必要があります。
ビットコインはこれを修正します。
「仮想通貨が魅力的なものであること」は理解
J・K・ローリング氏は一連のコメントを受けて『仮想通貨は魅力的なもののようだ』と語っており、人々からの説明を受けて必死に理解しようとしたことを説明しています。
しかし同氏は『“物々交換システム”についてようやく理解できそうなタイミングで、コレクタブル・トークンエコノミクス・ブロックチェーンなどについて話をされると混乱してしまう』とも述べています。
同氏は「ビットコインに関する詳しいことは理解できなかった」と語っているものの、『”実際には存在しない何かが存在する”というものがビットコインである』といった解説には理解を示しており、説明を行った人々に感謝の気持ちを示しています。
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