老舗ゲームメーカーである「Atari(アタリ)」は2020年5月14日に、ゲーム開発者がデジタル資産をゲームに統合するための支援などを行っている「Arkane Network」と提携を結び、Atari独自の仮想通貨である「Atari Token」をArkaneのブロックチェーンアプリ開発プラットフォームに統合することを発表しました。
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独自仮想通貨「Atari Token」の採用を促進
Atari(アタリ)が提携を結んだ「Arkane Network」は、複数のブロックチェーンに対応したアプリケーションの構築を可能にするAPI・SDK・ウォレットなどを提供している企業であり、ゲーム開発者がゲーム内資産を作成し、収益化できるようにするためのプラットフォームなどを展開しています。
今回の発表では「Arkane Network」との提携を通じて、Atraiが独自開発した仮想通貨である「Atari Token(アタリトークン)」をArkane Networkのアプリ開発プラットフォームに統合することが報告されています。
具体的には「Arkane Network」のプラットフォームでAtariトークンがサポートされることによって、開発者の人々はAtariトークンをゲーム内通貨として採用してアセットを購入・販売・取引できるようになると説明されています。
Atari Token(アタリトークン)は今年3月に先行販売が開始されており、2020年8月頃から正式にトークンの運用が開始される予定となっていますが、ArkaneのプラットフォームでAtariトークンがサポートされることによって、アタリトークンの採用を促進することができると期待されています。
Atariはアタリトークンの運用開始に向けて企業との提携を拡大しており、今年3月には仮想現実空間を提供するブロックチェーンゲーム「The Sandbox(ザ・サンドボックス)」と提携を結び、The Sandboxのプラットフォーム上に「仮想テーマパーク」を構築する計画なども明らかにされています。