米国のスマホ決済大手「Square(スクエア)」が提供しているモバイル決済・送金アプリ「Cash App」に、仮想通貨ビットコイン(Bitcoin/BTC)を自動的に定期購入できる機能が実装されたことが明らかになりました。このサービスは”ドルコスト平均法”を採用していると伝えられています。
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「ドルコスト平均法」でビットコインを自動購入
Square(スクエア)のCEOであるJack Dorsey(ジャック・ドーシー)氏は2020年5月18日のツイートで、同社が展開しているモバイル決済・送金アプリ「Cash App」に”ビットコインを自動定期購入できる機能”が追加されたことを明らかにしました。
この新機能を利用すると「毎日・毎週・2週間」という3つの期間を選択して、最低10ドル(約1080円)からビットコインを自動的に定期購入することができると説明されています。
Cash Appでビットコインの自動定期購入ができるようになりました。「毎日・毎週・2週間ごと」の中から選択することができます。また表示方法を「sats」に変更しました。
「Cash App」に追加されたビットコインの自動定期購入機能では、リスクを抑えながら長期的に金融商品に投資することができる”ドルコスト平均法”を用いてビットコインの購入が行われると伝えられています。
ドルコスト平均法は、資産を一度でまとめて購入するのではなく、資金を分割して「価格が高い時には購入数量を少なく、価格が安い時には多く」投資する手法となっているため、”購入価格の平均値”を下げることができます。
「Cash App」は2018年1月から”ビットコイン取引”の機能を提供しており、2020年第1四半期のビットコインの販売売り上げは3億600万ドル(約330億円)に達したとも報告されているため、“自動定期購入機能”が追加されたことによって同アプリを用いたビットコインの購入量は長期的に増加していく可能性があると考えられます。
ドルコスト平均法は日本の大手仮想通貨取引所「Coincheck(コインチェック)」が提供している仮想通貨の自動積み立てサービス”Coincheckつみたて”でも採用されています。
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