暗号資産取引所「COINAGE(コイネージ)」の基本情報やサービスの概要、取り扱う仮想通貨・特徴・メリット・デメリットなどを初心者向けにわかりやすく解説します。
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COINAGE(コイネージ)とは
COINAGE(コイネージ)とは、2017年10月に設立された日本の暗号資産取引所です。2020年7月に金融庁から暗号資産交換業者のライセンスを取得した同社は、2020年7月27日に「ビットコイン現物販売所」のサービスを開始し、ビットコイン(Bitcoin/BTC)と日本円(JPY)の取引ペアを提供しています。
東京証券取引所市場第一部に株式上場している大手企業「マネーパートナーズグループ」の子会社でもある同社は『暗号資産を安心して取引できる環境を構築し、すべてにおいて顧客に誠実かつ正直な会社であり続けること』を宣言しており、
・顧客資産の安全を第一に考えること
・安定的に約定成立できるサービスを目指すこと
・顧客本位の価格配信を追求すること
・誠実で顧客の為になる情報発信に努めること
を約束しています。
コイネージは提供しているサービスの種類は少ないものの、暗号資産関連の情報配信は積極的に行われており、「Twitter」や「YouTube」などでは既に様々な情報が発信されています。
取り扱う仮想通貨
COINAGE(コイネージ)が取り扱っている仮想通貨は2020年8月時点では以下の1銘柄となっています。
・ビットコイン(Bitcoin/BTC)
サービスの種類・概要
ビットコイン現物販売所
ビットコイン現物販売所サービスでは、ビットコインと日本円(BTC/JPY)の取引が可能です。COINAGEの現物販売所サービスでは、一般的な「ストリーミング注文・指値注文」だけでなく「逆指値注文・OCO注文」も可能となっているため、あらかじめ設定したラインで自動的に損切りしたり、2つの注文を同時に発注して一方の注文が約定したタイミングでもう片方の注文をキャンセルすることも可能です。
取引単位は「0.001BTC」となっており、1注文あたりの最小発注数量は「0.001BTC」、最大発注数量は「1BTC」となっています。COINAGEで取引できる暗号資産の種類は少ないものの、取引手数料は”無料”となっているため、比較的安心して取引することができます。
ただし、同社が提示している価格には「買付価格と売付価格の差(スプレッド)」があるため、スプレッドが拡大している時に暗号資産を購入してしまった場合には購入直後から大きな損失を抱えてしまう可能性もあります。そのため、実際にコイネージで取引する場合には「スプレッド」をしっかりと確認しておくことも重要となります。
各種手数料
取引手数料
COINAGE(コイネージ)の取引手数料は「無料」となっています。ただし、同社が提示する価格にはスプレッドがあるため、利用者はこの金額を負担することになります。
日本円の入金手数料
クイック入金(Pay-easy入金) | 無料 |
振込入金(専用口座入金) | 金融機関の振込手数料はユーザー負担 |
日本円の出金手数料
【楽天銀行宛の出金】
・一律105円(税込)
【その他の銀行宛の出金】
・3万円未満:168円(税込)
・3万円以上:262円(税込)
※出金先の登録情報に不備等があり出金できなかった場合には、同社のお客様口座への返金に660円(税込)の手数料がかかります。
ビットコインの入出庫手数料
BTC入庫手数料 | 無料(マイナーに支払う手数料はユーザー負担) |
BTC出庫手数料 | 0.001BTC |
COINAGE(コイネージ)のメリット
万全の管理体制で「顧客資産を安全に管理」
COINAGE(コイネージ)は、顧客資産を同社資産と分別管理しており、暗号資産は外部ネットワークから隔離されたコールドウォレットで管理、署名に関しては複数名の署名が必要な仕組みである「マルチシグ」を導入することによって安全に管理しています。
24時間365日有人での「サイバー攻撃対策」
COINAGE(コイネージ)は、24時間365日有人でのシステム監視・運用を行っています。安心できる取引環境の提供に努めている同社は、セキュリティ対策に重点的に取り組み、常に最新の強固な環境を維持しています。
複数の「不正ログイン対応」
COINAGE(コイネージ)は、顧客資産や口座をしっかりと守るために2段階認証の設定・ログインロック対応など外部からの不正ログインを防ぐための対応を行っています。
iOS・Android対応の「スマホ向けアプリ」
COINAGE(コイネージ)は、iOS・Androidの両方に対応した「スマートフォン向けアプリ」も提供しています。アプリはわかりやすいデザインに設計されており、ロウソク足チャートを見ながら取引することもできるようになっているため、外出先でも気軽に暗号資産を取引することができます。
高機能&カスタマイズ可能な取引ツール
COINAGE(コイネージ)が提供している「ウェブ版の取引ページ」を利用すれば、さらに高機能なトレード環境を利用することができます。この取引ページでは自分好みにカスタマイズすることができる豊富な分析機能が提供されているため、チャート分析などを行いながら高度な取引を行うことが可能です。
暗号資産関連の情報配信にも積極的
COINAGE(コイネージ)は「公式Twitter」や「公式YouTube」アカウントを通じて、暗号資産関連の情報配信を積極的に行っています。仮想通貨業界の注目ニュースなどをいち早く確認したい方は、コイネージの公式アカウントをフォローしておくと良いでしょう。
COINAGE(コイネージ)のデメリット
取り扱う暗号資産が少ない
COINAGE(コイネージ)で取引可能な暗号資産は2020年8月時点で「ビットコインのみ」となっているため、その他の暗号資産を取引したい方は他の暗号資産取引所を利用する必要があります。
提供されているサービスの種類が少ない
COINAGE(コイネージ)が提供しているサービスは、2020年8月時点で「ビットコイン現物販売所のみ」となっているため、仮想通貨決済や仮想通貨積立などといったその他のサービスを利用したい場合にも他のサービスを利用する必要があります。
ただし同社は2020年7月にサービスを開始したばかりであるため、今後はサービスが拡大されていく可能性があるとも考えられます。