日本セキュリティトークン協会(JSTA)は2020年11月25日に、日本国内のセキュリティトークン市場を成長・拡大させることを目的としてアメリカを拠点にセキュリティトークン関連のマーケット情報データベースを運営している企業「Security Token Market(STM)」とパートナーシップ契約を締結したことを発表しました。
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STM社は「市場レポート・分析サポート」などを提供
日本セキュリティトークン協会(JSTA)は2020年11月25日に、アメリカを拠点にセキュリティトークン関連のマーケット情報データベースを運営している企業「Security Token Market(STM)」とパートナーシップ契約を締結したことを発表しました。
Security Token Market(STM)は、グローバルで発行されているセキュリティトークン(デジタル証券)25銘柄のマーケット価格情報や、セキュリティトークン関連の各種ニュースを掲載しているデータベースWEBサイト「stomarket.com」の運営を中心とした活用を行っている企業です。
日本セキュリティトークン協会は今回のパートナーシップを通じて、STM社が発行する各種マーケットレポートや分析サポートの提供を受ける予定だと説明しています。また『STM社が公開しているコンテンツの一部は、日本語に翻訳された上でJSTAのメディアネットワークに配布される』とも報告されています。
日本国内のセキュリティトークン市場はまだ黎明期にあるため、STM社が提供する海外のセキュリティトークン関連情報を受け取ることによって、国内のセキュリティトークンコミュニティに様々な示唆を与えることができると期待されています。
JSTAは順調に会員数を増やしており、2020年11月25日時点では正会員10社・賛助会員29社がJSTAの企業会員に登録している他、トークン発行プラットフォーマーである「Securitize」や「Tokeny Solutions」ともパートナーシップを締結しています。
また先月28日には、セキュリティトークンを活用した具体的なサービス・商品・インフラについての研究を行い、セキュリティトークンマーケットの拡大を促進することを目的として「不特法STO分科会」と「農業支援ファンド分科会」という2つの分科会を新たに設立したことなども発表されています。
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