日本円ステーブルコイン「JPYC(JPYCoin)」販売開始:日本暗号資産市場株式会社

by BITTIMES   

日本暗号資産市場株式会社は2021年1月27日に、日本円・ビットコイン・イーサリアムで購入可能な前払式支払手段扱いの日本円ステーブルコイン「JPYC(JPYCoin)」の発行・販売を開始したことを発表しました。JPYCoinの価格は「1JPYC=1円」となっており、誰でも自由に購入して、物や金券の購入に利用することができるようになっています。

こちらから読む:コインチェック、"Enjin Coin"取扱い開始「国内ニュース」

一般個人向け日本円ステーブルコイン「JPYC」販売開始

日本暗号資産市場株式会社は昨年12月に一般個人向けの日本円ステーブルコインである「JPYC(JPYCoin)」を発行する予定であることを明らかにしていましたが、本日2021年1月27日には『JPYCの発行・販売を正式に開始したこと』が発表されました。

JPYC(JPYCoin)の特徴

JPYC(JPYCoin)は「1JPYC=1円」として利用可能な"前払式支払手段扱いのERC20トークン"となっており、日本円・ビットコインイーサリアムで誰でも自由に購入することができ、購入したJPYCは物や金券の購入に利用することができると説明されています。

【JPYCoinの特徴】

  • どなたでも購入可能
  • 日本円/BTC/ETHで購入可能(リリース時は日本円のみ、BTC/ETHでの購入は順次追加)
  • 購入単位は10,000円から選択可能
  • 物や金券の購入に1JPYC=1円で利用可能

JPYC(JPYCoin)の購入方法

JPYC(JPYCoin)は第1段階として1億円相当となる「100,000,000 JPYC」が発行されることになっており、その90%の量が市場に出回った時に新たな「1,000,000,000 JPYC」が発行されることになっています。

JPYCoinは「JPYC公式サイト」から購入することができ、購入単価は「10,000円、100,000円、1,000,000円」から選択することが可能となっています。なお、JPYCはJPYC販売サイトにてAmazonをはじめとしたECサイトを利用した物や金券などの購入が可能です。

イチバ(ICHIBA/ICB)との違いについて

日本暗号資産市場株式会社は、2020年8月に日本円ステーブルコインである「イチバ(ICHIBA/ICB)」の販売を開始していましたが、ICBとJPYCは「事業者向け」か「個人向け」かという点で異なっています。

「イチバ(ICHIBA/ICB)」は"事業者向けの前払式支払手段"となっているため商行為目的でのみ購入できるものとなっていましたが、「JPYC(JPYCoin)」は"一般個人向けの前払式支払手段"となっているため誰もが自由に購入・利用することができます。

(画像:日本暗号資産市場株式会社)(画像:日本暗号資産市場株式会社)

今後の展開について

日本暗号資産市場株式会社は公式発表の中で『JPYCの発行・販売により、日本におけるブロックチェーンを活用した決済手段と物の取引の活性化を目指していく』と説明しており、同社の代表取締役である岡部典孝氏は次のようにコメントしています。

JPYCはこれまでのICBの知見と専門家の方々や当局とのディスカッションの結果生まれた、日本初の誰でも購入できる前払式支払手段扱いの日本円連動ステーブルコイン(ERC20)です。
今後JPYCが使えるスマートコントラクト等を開発し、日本のブロックチェーン業界の発展に貢献して参ります。

弊社はICB及びJPYCの発行の知見を活かし、今後同様のERC20コインを発行予定の企業に対するコンサルティング事業を提供いたします。

>>「日本暗号資産市場」の公式発表はこちら
>>「JPYCのホワイトペーパー」はこちら
>>「JPYCの公式サイト」はこちら
>>「JPYCインセンティブ提供プログラム」はこちら

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