MicroStrategy「ビットコイン貸出などで利回りを得る方法」を検討
ビットコイン(BTC)を長期的に購入・保有し続けている米国の上場企業「MicroStrategy(マイクロストラテジー)」が、保有するビットコインを運用して利回りを得る方法について検討していることが「Bloomberg」など複数の報道で明らかになりました。
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「BTCの貸出し、テック企業・銀行との提携」などを検討
MicroStrategy(マイクロストラテジー)のCEOであるMichael Saylor(マイケル・セイラー)氏は、2021年12月16日に開催された投資家向けのバーチャルカンファレンスの中で、同社が保有するビットコインを運用して利回りを得る計画があることを語ったと報告されています。
マイクロストラテジーは昨年夏頃から定期的にビットコインを購入し続けており、今月9日には『1,434BTCを追加購入したことによって、同社が保有するビットコインが合計122,478BTC(約6,440億円相当)になったこと』が報告されていましたが、マイケル・セイラーCEOは今回のカンファレンスの中で『利回りを得るために一部のビットコインを信頼できる取引先に貸し出すことは可能だ』と語ったと報告されています。
また同氏は『ビットコインを活用して大手テック企業や銀行と提携することもできる』と語った他、『ビットコインによる長期有利子負債を視野に入れるかもしれない』ともコメントしており、『それらはマイクロストラテジーの良い収入源になるかもしれないし、ある種の面白いアプリケーションを開発することもできる』と説明しています。
ただし、現時点ではこれら複数の案の中のどの戦略を取るかについては正式に決まっていないとのことで、株式発行や社債などといった既存の選択肢を引き続き検討して、ビットコインを購入し続けながら前向きに検討していると報告されています。
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