Coinbase・Krakenなどが「XRP再上場」を発表|Geminiも取り扱いを検討

目次

米裁判所の判決受け「XRPの再上場発表」続く

米国証券取引委員会(SEC)Ripple社に対する訴訟問題で「XRP自体は有価証券に該当しない」との判決が下されたことを受けて、XRPを一時定期に上場廃止にしていた複数の暗号資産取引所で「XRP再上場」の動きが広がっています。

CoinbaseはXRPの取引を再開

Coinbase(コインベース)は米裁判所の判決が下された後すぐに「十分な流動性が確保できたらXRPの取引を再開する」との発表しており、その後は「Coinbase.com」と「Coinbaseアプリ」でXRPがサポートされたことが報告されています。

XRPは現在「Coinbase.com」と「Coinbase iOS/Androidアプリ」でサポートされています。Coinbaseのお客様はログインして、XRPを購入・売却・交換・送金・受金・保管することができます。

KrakenもXRPの取引を再開

Kraken(クラーケン)も2023年7月14日に「米国ユーザー向けのXRP取引サービスを再開したこと」を発表しており、Kraken Proからも以下のような発表が行われています。

米国で取引可能な新しいトークン???

✔️ $XRP @ripple
✔️ 取引開始

GeminiはXRPの現物&デリバティブ取引を検討

Gemini(ジェミナイ)は14日のツイートで「現物取引とデリバティブ取引の両方でXRPの上場を検討している」と報告しています。

取引所でのXRP販売は有価証券には該当しないという本日の判決を受けて、Geminiは「現物取引」と「デリバティブ取引」の両方でXRPの上場を検討しています。

米国の暗号資産取引所では、米SECが一部の仮想通貨を「有価証券に該当する」と名指ししていることを受けて上場廃止の発表が複数回行われていましたが、今回は「取引所でのXRP販売は有価証券には該当しない」との判決が下されたため、今後はXRPの取り扱いが続々と再開されることになると予想されます。

また、米SECは過去にカルダノ(ADA)ソラナ(SOL)ポリゴン(MATIC)などの仮想通貨も有価証券に該当すると指摘していましたが、仮想通貨業界では今回の判決を受けて「その他の暗号資産も証券とはみなされない可能性がある」と予想する声が増えており、XRP以外の様々な仮想通貨価格も上昇しています。

>>仮想通貨関連の最新記事はこちら


  • URLをコピーしました!

Written by

BITTIMES編集部は、2016年より仮想通貨・ブロックチェーン分野に特化したニュースを継続的に発信しており、これまでに公開した記事数は10,000本を超える。
国内外の公式発表や業界関係者の声明、信頼性の高い海外メディアの情報をもとに、最新のWeb3動向を正確かつ迅速に読者へ届けることを使命としている。

仮想通貨ニュース|新着

仮想通貨入門 - 基礎知識

市場分析・価格予想

目次