アニモカ・ブランズ傘下のMocaverse「TON財団」と提携

大手ブロックチェーンゲーム企業のAnimoca Brandsは2024年7月22日に、アニモカ・ブランズ傘下のMocaverseとMoca財団がTON財団と戦略的パートナーシップを締結したことを発表しました。

今回の提携では、MocaネットワークとTonチェーンのエコシステム全体で、IDおよび評判ベースのコンシューマーネットワークを実装することを目指すとのことで、Ton財団、Mocaverse、Moca財団が共同で2,000万ドル相当の$TONと$MOCAを積立金として用意するとも報告されています。

この資金は、The Open League(Tonのキャンペーンイベント)やハッカソン、アクセラレータープログラムなどを通じて活用されます。

主な目的は、Tonエコシステムの開発者の支援とユーザー導入を促進するためのインセンティブ提供です。

この取り組みにより、両ネットワークの統合と成長が加速することが期待されています。開発者やユーザーにとっては、新たな機会や報酬が生まれる可能性があり、エコシステム全体の活性化につながると見込まれています。

当社の主力プロジェクトであるMoca NetworkとTON Blockchainエコシステム全体にわたって、IDと評判に基づく消費者ネットワークを実装するために、Moca財団とTON財団の戦略的パートナーシップを発表しました。

Mocaverseは、Animoca Brandsが手がけるメンバーシップNFTコレクションであり、Web3およびメタバースのプロジェクト群を結集したユニークなプロジェクトです。Animoca Brandsエコシステム向けのメンバーシップNFTコレクションであり、8,888の「Moca」と呼ばれるNFTプロフィール画像(PFP)で構成されています。

これらは、Dreamers、Builders、Angels、Connectors、Neo-Capitalistsの5つの部族に分かれています

今回のパートナーシップが締結されたことによって、各財団のエコシステム全体でのユーザーの相互交流とエンゲージメントが促進され、両方のネットワークの成長に繋がると期待されています。

これらの変化が実現すれば、MOCAとTON双方にとってプラスとなり、ブロックチェーンゲーム業界全体にも大きな影響を与える可能性があります。

現在のNFT市場では以前のような盛り上がりが見られておらず、世界的に有名なNFTのフロア価格が下落し、一部のプロジェクトが消滅するなど、厳しい状況が続いています。

今回のパートナーシップ締結により、新たなNFTの誕生が期待され、停滞しているNFT業界に新しい話題を提供し、活気をもたらすことが期待されています。

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