ShibariumとShib Alpha Layerを繋ぐ架け橋
シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)関連のレイヤー2である「Shibarium」とレイヤー3である「Shib Alpha Layer」を接続する「Shib Alpha Layer Bridge」が発表され、SHIBエコシステムのさらなる強化に注目が集まっています。
Shib Alpha Layer Bridgeは、高速&低コストなイーサリアムL2である「Shibarium」と、今年6月にベータ版が発表されたSHIB関連L3基盤の「Shib Alpha Layer」を繋ぐ架け橋のように機能するもので、”これによってSHIB関連の主要トークンであるBONEやTREATの役割が明確化され、L3の環境も強化される”と注目されています。
今回の発表は、SHIB関連サイト「shib.io」で提供されているブリッジ機能のアップデートを報告するものですが、これによってL2・L3両方の活発化につながり、SHIBエコシステムの成長が促進される可能性があると期待されています。
Shib Alpha Layer Bridge: Streamlining Utility for BONE and TREAT
The Shib Alpha Layer Bridge is now live, introducing a key technical advancement in the Shiba Inu ecosystem. It connects Shibarium’s Layer 2 to the new Shib Alpha Layer — a Layer 3 built for focused,… pic.twitter.com/KAulFk0R23
— Shibarium | BONE 🍖 Updates 📢 (@Shibizens) July 11, 2025
Shib Alpha Layer Bridge:BONEとTREATのユーティリティを最適化
「Shib Alpha Layer Bridge」が稼働し、柴犬エコシステムに重要な技術的進歩がもたらされました。このブリッジはレイヤー2である「Shibarium」と、高効率な運用のために新たに構築されたレイヤー3である「Shib Alpha Layer」を接続します。
Shib Alpha Layer Bridgeとは?
Shib Alpha Layer Bridgeは「Shibarium」と「Shib Alpha Layer」をつなぐ架け橋のようなものであり、このブリッジによってユーザーはShibariumからShib Alpha Layerへスムーズに資産を移動できるようになります。
Shib Alpha Layerは「RollApp」と呼ばれる個別のロールアップアプリケーションをまとめて管理・抽象化する「中核基盤」として機能するもので、独自のL3ブロックチェーンを簡単に作成できる「Shib Rollups」と合わせて発表が行われています。
特に注目されているのは「Shib Alpha LayerがTREATを活用したほぼガス代無料トランザクションを実現している」という点で、”BONEのガス代がかからないネットワーク*”としても紹介されています(*Shib Alpha Layerへのブリッジ後はガス代としてBONEが消費されない)。
なお、Shib Alpha Layerでは既に「Foundation A、Foundation B、Gaming Community」などのRollupsが立ち上げられています。
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Shib Alpha Layer Bridgeの重要性
Shib Alpha Layer Bridgeは「L2・L3を繋ぐ資産移動ツール、TREATトークンの役割明確化、L3を用いた新たな開発の促進」などといった複数の面で重要な意味を持っています。
SHIBエコシステムでは、SHIB・BONE・LEASH・TREAT・SHI(※SHIはまだ未公開)という5つの中核トークンが用意されており、Shibariumでは「BONE」がガストークンとして使用されていますが、Shib Alpha Layerでは「TREAT」がガストークンとして使用されます。
今回のブリッジでShib Alpha Layerの活用が進むと「BONEはShibarium(L2)を支えるガストークン、TREATはShib Alpha Layer(L3)を支えるガストークン」として役割が明確化されるため、TREATは実需に裏付けられた明確な役割を持つトークンとなり、より効率的な環境も提供できるようになると期待されています。
一部では「BONEのガス代需要が減ることによって、Shibariumに組み込まれているSHIBバーン(焼却処分)の機会が減少するのではないか」と懸念する意見も出ていますが、Shib Alpha Layerの土台はShibariumであり、開発者がL3でアプリを構築したとしてもShibariumへのデプロイには引き続きBONEが必要であるため、エコシステムの拡大がBONEの需要を高める可能性も指摘されています。
Shib Alpha Layer Bridgeは、ミームコインと呼ばれるシバイヌが実用的なWeb3プラットフォームへと進化するための重要な一歩として評価されており、Shib Alpha Layerは開発者が低コストで革新的なdAppsを構築できる環境を提供し、TREATとBONEの明確な役割分担によりエコシステムの成長を加速させると期待されています。
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source:Shibarium | BONE Updates
サムネイル:AIによる生成画像




























