NFT取引所「miime」日本円によるデジタルアイテムの決済機能を導入【世界初】
ブロックチェーンゲーム内などで発行されるデジタルアイテム「NFT(Non-fungible token)」を売買することができる取引所「miime(ミーム)」を運営している「株式会社メタップスアルファ」は2020年7月14日に、世界初となる"日本円によるNFTの決済機能"の提供を開始したことを発表しました。
こちらから読む:三菱UFJのデジタル通貨、2020年度下期にも発行へ「国内ニュース」
miime(ミーム)とは?
miime(ミーム)とは、ブロックチェーンゲームなどで発行される代替不可能なデジタルアイテム「NFT(Non-fungible token)」をユーザー同士で売買することができるNFT取引所であり、2020年7月15日時点では以下のようなゲーム・サービスのNFTに対応しています。
- Brave Frontier Heroes(ブレイブ フロンティア ヒーローズ)
- My Crypto Heroes(マイ クリプト ヒーローズ)
- Crypto Spells(クリプトスペルズ)
- MakersPlace(メイカーズプレイス)
- Comikabu(コミカブ)
- ContractServant(コントラクトサーヴァント)
- Eggrypto(エグリプト)
- Gods Unchained(ゴッド アンチェインド)
- VenusScramble(ヴィーナススクランブル)
- The Sandbox(ザ・サンドボックス)
2020年7月時点では、ブロックチェーンゲーム関連のサービスが中心にサポートされていますが、今後は「コレクション要素を持ったカードアイテム・ワイン・アート」などといった高付加価値商品などといった"非ゲーム領域のNFT"もサポートされる予定となっています。
日本円でデジタルアイテムを簡単取引
今回の発表では、デジタルコンテンツの取引需要が高まっている中でより多くの人々が気軽にNFTを取引できるようにするために、2020年7月14日から「VISA・Mastercard」などのクレジットカード決済に加えて、送金アプリ「pring(プリン)」による決済手段が導入されたことが報告されています。
従来のNFT取引所でデジタルアイテムを取引するためには事前にイーサリアム(ETH)などの暗号資産を準備する必要があったため、暗号資産を保有していないユーザーには利用しづらいものとなっており、長期的に見ても市場の発展を大きく妨げる要因となる可能性がありました。
pring(プリン)による決済手段が導入されたことによって「miime」の利用者は日本円で簡単にデジタルアイテムを取引することができるようになるため、NFT取引の幅が広がり、利用者の幅も広がると期待されます。
メタップスアルファは『今後も多様な決済手段の導入を予定している』と述べており『引き続きmiime(ミーム)を通じて誰もが簡単にデジタルアイテム(NFT)の取引ができる環境構築を行っていく』と説明しています。
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