フライト遅延時に「ビットコイン」で補償金支払いへ:Colibra


フライトに遅延が発生した際に、旅行者に対して補償金を支払うサービスを提供しているブルガリアのスタートアップ「Colibra(コリブラ)」は、2020年8月4日に補償金として受け取る通貨として「ビットコイン(Bitcoin/BTC)」選択できるようになったことを発表しました。

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1時間以上のフライト遅延に「BTC」で補償金

Colibra(コリブラ)は、フライトに遅延が生じた際にその影響を受けた搭乗者に対して補償金を支払うサービスを提供しているブルガリアのスタートアップであり、飛行機の離陸前に登録した利用者に対して「1時間以上のフライト遅延に対する無料補償」を提供しています。

同社のサービスではこれまで「現金」で補償金の支払いが行われていましたが、2020年8月4日には新たに「ビットコイン(BTC)」を選択できるようになったことが発表されています。

ビットコイン(BTC)は価格変動が激しい資産であるため、BTCで補償金を受け取る際には「支払い時のレートに基づいてBTCを受け取る」か「BTC価格の変動に関係なく固定量のBTCを受け取るか」を選択することができると説明されています。

EU(欧州連合)では「EU261(フライト補償規則)」という規則が定められているため、フライトに3時間以上の遅延が発生した場合には申請を行うことによって補償を受けることができましたが、「Colibra」は“1時間以上の遅延”に対しても補償金を支払えるという利点を強調しています。

1時間以上の遅延で補償金を受け取れるだけでなく、それらの補償金がビットコインで受け取れるようになることによって、同社のサービスは仮想通貨投資家の間でも普及する可能性があると期待されています。

>>「Colibra」の公式発表はこちら

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